- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県箱根町
- 広報紙名 : 広報はこね 令和7年12月号
12月に入り、徐々に寒さが増してきて冬の訪れを感じます。そんな冬には、温泉で体を温めたくなります。また、おでんや鍋などの温かい食べ物が美味しい季節でもあります。そんな美味しい食べ物を美味しく食べるために大切なのが「歯」です。
箱根の森小学校では、そのような歯の健康を守るために、年に2回、春と秋に歯科検診を行っています。また、毎年箱根町の3小4園で、神奈川歯科大学短期大学部の学生による歯のみがき方などの歯科保健指導を実施しています。
それ以外にも、今年の箱根の森小学校では、小田原保健福祉事務所から歯科医師と歯科衛生士に来校していただき、正しい歯みがきの仕方を教えていただきました。そして、きれいに歯をみがけているか、歯の染め出しをして確かめる学習を全学年で実施しました。また、全ての児童に歯垢染色剤を配付してご家庭でも取り組んでもらえるようにしました。
今回教えていただいた歯をみがくときのポイントは、「軽い力で小刻みに動かす」ことだそうです。歯ブラシを大きく動かしたり、力強くみがいたりするのはかえって歯の健康によくないそうです。そして、可能なら歯みがきの前に歯間清掃としてフロスを使うとよりよいそうです。
子供の頃から正しい歯みがきの仕方と歯みがきの習慣を身に付けることで、生涯に渡って歯や口の健康を維持していくことにつながります。歯の健康は健康寿命と大きく関係していて、歯が多く残っている人ほど健康寿命が長くなるそうです。毎日の歯みがきを意識して、歯と口の健康を大切にしていけるといいですね。
箱根の森小学校
