くらし [特集]ごみは貴重な資源です~アナタの不要はきっとダレカの必要だ~(1)

ごみは正しく処分することで、資源として再利用することができます。今回は、町のリサイクルなどの取り組みについて特集します。

◆“届けよう、服のチカラ”プロジェクト
◇着なくなった服、喜んで着たい人たちがいる
中津第二小学校は、ユニクロ(株式会社ファーストリテイリング)の「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加しています。着なくなった衣服を難民キャンプなどに届ける活動を学んだ6年生たちが活動を開始し、回収ボックスの作成や校内放送で回収の呼び掛けを行ったところ、たくさんの衣服が集まりました。集まった衣服を体育館一面に広げ、下着や小物など送れない物をチェックし、種類ごとに段ボールに詰めました。
これらの衣服はユニクロのプロジェクトを通じて世界の難民キャンプなどに届けられます。

◇子どもたちが学ぶ、リサイクルとSDGsのつながり
「子どもたちの小さな力が結集して大きな力になる。とても価値ある学びになっています。プロジェクトを進める中で、子どもたちは自分たちの活動が社会にどんな影響を与えるのかを考えるようになりました」こう話すのは6年生担任の髙橋先生。リサイクル活動に参加した児童の中には、家庭でも家族に呼び掛けて不用な衣服を整理し、寄付する姿も見られたとのことで、児童の一人は「自分が寄付した服が、遠くの誰かの役に立つと考えたら、もっと大切にしたいと思うようになった」と話してくれたそうです。

◆ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクル事業
サントリーグループと協定を締結し、「ボトルto ボトル」というペットボトルの水平リサイクル事業に取り組んでいるほか、町内の小学生を対象とした出張授業を実施するなど、さまざまな啓発活動も行っています。

◇使用済みペットボトルは年間900万本
町内の家庭から出る使用済みペットボトルの排出量は年間約180トン。これは、500ミリリットルのペットボトル約900万本分に相当し、町民1人当たり年間で230本になります。これらのペットボトルを正しく分別することで、全てが新しいペットボトルに生まれ変わります。

◇効率的なリサイクル、資源循環を行うため、ペットボトルの分別にご協力ください!
(1)ラベルをはがす
(2)キャップをはずす
(3)ボトルをすすぐ
(4)ボトルをつぶす

◇水平リサイクルなら資源は不滅に
水平リサイクルとは、ペットボトルを再びペットボトルとしてリサイクルし続ける取り組みです。ペットボトル以外の製品にリサイクルすると、最後はごみとして焼却されてしまいますが、水平リサイクルにより、新たな化石由来原料の使用量を減らし、循環型社会の実現に貢献することになります。

◆新しいごみの処理施設 あつあいクリーンセンターが本格稼働!
厚木市、愛川町、清川村で構成される「厚木愛甲環境施設組合」が厚木市金田で建設を進めてきた新たなごみ処理施設「あつあいクリーンセンター」が12月1日から本稼働を開始しました。
焼却灰や粗大ごみから回収した鉄やアルミなどは全て資源化。また、発生した余熱や発電した電気を有効活用するなど、環境に配慮した最先端の施設となっています。

ごみの出し方や分別方法などは変更ありませんが、「事業系一般廃棄物」については、「あつあいクリーンセンター」へ直接持ち込むか、収集運搬の許可を受けた業者に処理を依頼する必要があります。

◇あつあいクリーンセンターのここがスゴい!
・最新のごみ処理技術を採用
226トンの燃えるごみと12トンの粗大ごみを1日で処理できます。24時間連続で燃焼させ、熱エネルギーを回収して環境負荷を減らす最新型焼却炉を採用し、3市町村から集められたごみを効率的に処理します。

・ごみから電気などをつくる
ごみを燃やす際に発生する熱を利用して発電し、この電気で施設内の電力をまかなっているため、停電時も運転が可能で、災害時のごみにも適切に対応します。また、近隣の厚木市ふれあいプラザへ余剰電力や高温水を供給するほか、850度以上で燃やした後に出る焼却灰は道路を造る材料などに再利用されます。

・安全・安心で安定稼働する施設
24時間体制での運転状況監視とともに、自動燃焼制御システムによる燃焼管理や、ごみを一定の温度で燃やせるよう「ごみ識別AI搭載自動クレーンシステム」を導入することなどにより、ごみを安全かつ安定的に処理します。

・広大な緑地はいざというときの備え
施設北側に約3.7haの緑地のエリアを整備。大規模災害時に、可燃性災害廃棄物の一時保管場所として使用します。平常時は芝生や水辺、遊具を備えた憩いの場として開放しています。
利用時間:
4月~9月 午前8時30分~午後6時
10月~3月 午前8時30分~午後5時
休場日:年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場:146台(無料)
主な施設:多目的広場(芝生)、大型コンビネーション遊具、幼児用遊具、せせらぎ(じゃぶじゃぶ池)、調整池兼ビオトープ、EV用急速充電器

◆施設の仕組みを見て学ぶ見学者コース(完全予約制)
開催日:12月16日(火)以降の火曜、水曜、第2土曜(祝日、年末年始を除く)午後1時30分~3時30分
申し込み:開催日の7日前までに、メールで申込書を厚木愛甲環境施設組合へ。 
【Eメール】[email protected]
詳しくは組合ホームページをご覧ください。

問合せ:厚木愛甲環境施設組合
【電話】046-297-1153