健康 [健康寿命の延伸]知って役立つ 保健だより(65)

『血圧を知ることが病気予防の第一歩』

高血圧は自覚症状がないまま進行し、脳卒中や心筋梗塞などの病気のリスクが高まります。血圧が高い状態が続くと、血管が傷つき詰まったり破れやすくなったりするため、早めの対策が大切です。
日頃から食事や運動などにより高血圧の予防を心掛けるだけでなく、自分の普段の血圧を知り、変化に気付けるようにしましょう。

■血圧を正しく管理するポイント
(1)定期的な測定と結果の記録
血圧は日によって変動するため、定期的に測定し記録しましょう。

(2)朝一番に自宅で測定
朝は血圧が高くなりやすく、循環器系の病気の発症が多い時間です。朝の血圧を適切に把握しておくことが病気を未然に防ぐことにつながります。

▽測定のタイミング
起床後1時間以内、排尿後、朝食・服薬前、座って安静にして1~2分後

(3)早めの受診
家庭で7日間測定した上の血圧の平均が130mmHg以上の場合は高血圧です。内科を受診しましょう。

問い合わせ:健康増進課
(【電話】025-212-8166)