くらし 老舗の味 受け継ぐ人たち 第2弾
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- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県新潟市中央区
- 広報紙名 : 中央区役所だより (令和8年1月4日)
今年、周年の節目を迎える区内の老舗で、店と味を守っている人たちに、これまでのこと、これからのことを聞きました。多くの声にお応えし、今回第2弾をお届けします。長年親しまれてきた老舗の味を楽しみに、ぜひ足を運んでください。
■創業155年
美豆伎庵(みずきあん) 金巻屋(かねまきや)
4代目 金巻 栄作さん
5代目 金巻 隆史さん
明治4年、初代が現在の場所で菓子屋「金風堂」を創業し、昭和60年、4代目の時に、修行先の店主が「あんこは和菓子の命」という思いで名付けてくれた「美豆伎庵金巻屋」となりました。令和2年に5代目が店に入り、現在は2人で菓子作りに取り組んでいます。
●こだわりに応えるため
栄作さんは「一番古い『なごり月』は約80年前からあり、定番以外にオーダーメイドでお茶席用の生菓子も作ります。皆さんの希望を形にするにはいろいろな引き出しがないといけません。日々勉強です」と話します。
●「らしさ」を守りながら
隆史さんに店を継いだ理由を聞くと「大学生で進路を考えた時、『やってみようか』とこの道に進むことを決めました。あの時は思い切りが良かったですね」と笑って話します。「駆け出しなのですべてが大変ですが、定番の味は忠実に守りつつ、自分の色も出していきたいです」と語ります。
●オンリーワンを目指して
栄作さんは「一生かかってでもここにしかないものを作ってほしいですね」と隆史さんに伝えます。隆史さんは「いろいろなお茶席で使ってもらえる生菓子を作りながら、味や包装も工夫して若い人にも興味を持ってもらえるお菓子も作っていきたいです」と今後の目標を語ってくれました。
所在地:古町通3-650
営業時間:午前9時30分~午後5時30分(正月期間は異なる)
定休日:月曜日
【電話】222-0202
■創業80年
食堂衆楽(しゅうらく)
3代目 吉川 満さん
昭和21年頃、初代が製麺業兼うどん屋を創業し、昭和30年頃「衆楽」となり沼垂地域に、昭和58年頃現在の場所へ。2代目が食べ足りないお客さんにチャーハンを作ったことから、次第に求められるようになり、看板メニューであるラーメンとチャーハンのセット「ラーチャン」が生まれました。
●楽しむ気持ちで
「自由を求めて家業に入りましたが、一生懸命やっていたら自由な時間はありませんでした」と笑って振り返る吉川さん。「大変なことはあるけれど、何事も楽しむ精神でやっています。接客担当の妻の明るさにも助けられています」と語ります。
●先代の味を大切にしながらも
ラーメンはほぼ先代の味ですが、「お客さんの要望に応えるように味も変化させています。辛すぎないカレーを求められ、トマトをたくさん入れて作ったカレーは私の味です」と語り、現在ラーチャンより提供数が多い日もあるそうです。
●変化しすぎないこと
「地元の人だけでなく、わざわざ遠くからこの味を求めて来てくれる人も多いので、これからも変化しすぎずに店を守っていきたいです」と今後について語ってくれました。
所在地:沼垂東3-5-30
営業時間:午前11時~午後2時30分、午後5時30分~9時
定休日:水曜日(1/4は休み)
【電話】244-3937
■皆さんの声を聞かせてください!
(1)氏名
(2)住所
(3)電話番号
(4)年齢
(5)区だよりで取り上げてほしいテーマや人とその理由
をすべて記入の上、はがきか電子申請で1月20日(火、必着)までに〒951-8553(住所不要)地域課へ。
取材した美豆伎庵金巻屋の商品を抽選で5人にプレゼントします。
※応募は1人1回です。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えます。
問い合わせ:地域課
(【電話】223-7035)
