文化 連載1 みなとまち新潟 次世代に向けた古町芸妓魅力発信事業

■まちをうけつぐ まちをつくる
~古町花街に学ぶ、高校生のまちづくり探究~
区では、若い世代ならではの新たな視点や感性をいかし、地域の魅力を広く発信することで、地域産業の活性化や交流人口の増加を目指しています。今年度は、新潟南高校の探究活動「江風SSG」で「まちづくり」をテーマに学ぶ生徒たちの取り組みの様子を不定期で紹介します。

●古町のまちづくりについて学びました!
6月18日、観光まちづくりを進める会社「ふるまち樽拳」の西川裕ひろしさんから、古町の歴史ある街並みをいかしたまちづくりについて話を聞きました。西川さんは既存のまちの構造をできるだけ残しつつ、まち全体を一つのまとまりとして捉える「分散型開発」の考え方を紹介しました。個々の建物やエリアをいかしながら、地域全体としての魅力を高めていく取り組み事例に、生徒たちは興味深そうに耳を傾けていました。

●生徒たちの声をピックアップ~学びを通じて見えたこと~
・一カ所だけでなく、まち全体をいかす発想が印象に残りました。
・古町と港町の関わりを知り、歴史をいかす大切さを学びました。
・他の事例や関連性を調べて、探究にいかしたいと思いました。
・古町ならではの価値を深掘りし、発信につなげたいです。

生徒たちは、地域の現状を学び、創りたい未来を考え、その実現に向けた探究活動を進めていきます。

問い合わせ:地域課
(【電話】223-7054)