しごと 2024年度ビジネスコンテストin OJIYA 採択者インタビューvol.3

市では、市内で起業・新規事業に取り組みたい方に対してチャレンジ支援事業補助金(最大100万円)を交付し、みなさんの挑戦を応援しています。昨年度実施したビジネスコンテストで補助金の採択者に選ばれた5者を、広報おぢやとBALLOONホームページで順次紹介します。

■“微生物の力で農業を楽に”小千谷を拠点に二足の草鞋(わらじ)で活動中

佐藤(さとう)和輝(かずき)さん(31歳)
北海道札幌市出身。
錦鯉のPRなどを行いながら、サトラボ合同会社の代表として、微生物の力を活用した農業についての研究を行っている。

大きな目標の舞台は宇宙!
そのために日々、研究中‼

《interview》
▽起業を決意
もともと農業や地方に興味があり、大学で微生物についての研究を行う中で、「自分の好きな研究や活動を仕事にできたらいいな」と思っていました。また、起業に対して憧れや、かっこいいイメージがあり、社会人経験を3年ほど積んだころに起業をしました。

▽錦鯉に魅せられ、小千谷へ
前職でさまざまな地域に営業で足を運ぶ中で、小千谷に初めて訪れました。そこで錦鯉とその歴史や文化を知り、世界を舞台に戦っているおもしろい産業だなと思いました。
その後、県の地域おこし協力隊員として3年間、全日本錦鯉振興会(薭生地内)で活動していました。現在も研究をしながら錦鯉のPRなどを行っています。

▽微生物×農業
農業に欠かせない肥料には3つの重要な成分があります。そのうちの1種類である「窒素」を微生物の力でまかなえるようにする研究を進めています。実現すれば、労力の軽減や高騰する費用を抑えられると考えています。現在は基礎研究の段階ですが、いつか「この農作物は佐藤くんが開発した技術を使って栽培しました」と言ってもらえるように、研究や実証実験に取り組んでいます。

▽ビジネスコンテストに応募したきっかけ
小千谷では主に錦鯉関係者との接点が多かったので、より幅広い分野の方々と交流したいと思い、応募を決意しました。また、伴走支援や補助金も魅力的でした。実際、伴走支援では起業家の先輩から事業に対するさまざまなアドバイスをいただいています。

▽市民のみなさんにひとこと
地域産業に少しでも貢献できるようがんばります!

インタビューの全文はBALLOONホームページに掲載しています。本紙8ページ掲載の二次元コードからご覧ください。

・令和8年度チャレンジ支援事業補助金の採択者を決定する2025年度ビジネスコンテストinOJIYAの詳細情報は、11月下旬に公開予定!

問い合わせ:商工振興課地域産業係
【電話】83-3556

■小千谷市起業家育成支援事業BALLOONスタートアップアクセラレーション(10月回)
小千谷で起業するとは
市内で起業されている方、起業を検討されている方を対象に、実際に小千谷で起業した講師から知見や心構えなどについて学ぶセミナーを開催します。

日時:10月27日(月)午後6時30分~8時30分
会場:ホントカ。演アンカー
講師:望月博之さん(特定非営利活動法人想)、今井一博さん・瞳さん(珈琲とおみやげの店アルペジオ)
定員:30人(オンライン配信あり)
参加無料
申込方法:本紙9ページ掲載の二次元コードからお申し込みください。
申込締切:10月26日(日)

問い合わせ:商工振興課地域産業係
【電話】83-3556