- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県小千谷市
- 広報紙名 : 広報おぢや 2025年12月号
市では、市内で起業・新規事業に取り組みたい方に対してチャレンジ支援事業補助金(最大100万円)を交付し、みなさんの挑戦を応援しています。昨年度実施したビジネスコンテストで補助金の採択者に選ばれた5者を、広報おぢやとBALLOONホームページで順次紹介します。
■お客さまに喜んでいただくために。K-WORKSの新たな挑戦
(株)K-WORKS代表取締役
小林(こばやし)勇貴(ゆうき)さん(44歳)
小千谷市出身。大学進学で上京した後、Uターン就職。その後、小千谷青年会議所の活動に取り組む中で、小千谷の鉄工業界が地域経済に与える影響の大きさに気づき、平成27年に(株)K-WORKSを設立。現在は、既存事業に加え地域活性化に資するコンテナハウス製造の新規事業にも取り組んでいる。
《interview》
▽新規事業へのチャレンジを決意
(株)K-WORKSでは金属製品やプラスチック製品のバリ取りや検査・組立といった事業を行っています。市内企業を主なお客さまとしてきましたが、会社設立から10年が経とうとする中で、自社製品で地域に貢献したいと思うようになり、お客さまの顔が見える事業にも挑戦したいと考えるようになりました。そしてコロナ禍以降、お店が減り、人通りも少なくなった小千谷の姿を見て、この問題解決につながればと思い、コンテナハウス事業へのチャレンジを決意しました。
▽ビジネスコンテストに応募したきっかけ
新規事業に取り組むことを決めたタイミングでビジネスコンテストの募集を知りました。事業を具体化するきっかけになればと思い、締切直前でしたが応募しました。採択後は月に1回の伴走支援を受けることができ、計画の立て方などを丁寧に指導してもらっています。これには100万円の補助金以上の価値があると思います。
▽コンテナハウスを通じたまちづくり
コンテナハウスは移動が可能でさまざまなことに活用できます。この魅力を活かし、自社で製作したコンテナハウスを空き地に整備して、お店やオフィスを開設したい方などの新たな挑戦が生まれる空間づくりに貢献できればと思っています。業種を絞らず、いろいろなお店が集まれば良いですし、市内外から人が集まる拠点になってほしいです。商店街の活性化や既存施設のアップグレードにも役立つと考えています。私自身は山本山が大好きなので、魅力を最大限に発揮できるようなコンテンツが作れたらおもしろいなと思います。
▽市民のみなさんにひとこと
昨年、消滅可能性自治体と言われましたが、諦めないでほしいです。市民のみなさんがにこやかに生活できるような街になるといいなと思いますし、私のチャレンジがみなさんの挑戦を応援する歯車の1つになればと思っています。
インタビューの全文はBALLOONホームページに掲載しています。本紙6ページ掲載の二次元コードからご覧ください。
・令和8年度チャレンジ支援事業補助金の採択者を決定する2025年度ビジネスコンテストinOJIYAの応募を受付中‼詳細はBALLOONホームページをチェック!
問い合わせ:商工振興課地域産業係
【電話】83-3556
■2025年度ビジネスコンテスト in OJIYA[小千谷市起業家育成支援事業BALLOON]
市内で取り組む起業・新規事業を支援するためのビジネスコンテストを開催します。優れた事業提案者には、事業の調査研究などに要する経費の一部を補助する「チャレンジ支援事業補助金」※を交付します。
※本補助金は、令和8年度に交付予定です。令和8年度の当初予算の成立が前提であり、内容などに変更が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
日時:令和8年3月上旬のうち1日、午後1時~4時30分
※日程が決まり次第、BALLOONホームページでお知らせします。
会場:テレワークステーションおぢや2階多目的ルーム
公募期間:令和8年1月30日(金)午後5時まで
問い合わせ:商工振興課地域産業係
【電話】83-3556
