- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県小千谷市
- 広報紙名 : 広報おぢや 2025年12月号
障がいの有無にかかわらず地域の中で支えあい、ともに生きる社会をつくるためには、障がいのことや、障がいのある人への理解が大切です。
◆「障害者差別解消法」を知っていますか
障害者差別解消法では、障がいのある人もない人もともに生きる社会をつくることを目指し、障がいのある人に対する「不当な差別的取り扱いの禁止」と「合理的配慮の提供」を求めています。
◆不当な差別的取り扱いとは
行政機関や民間事業者が障がいのある人に対して、正当な理由なく、障がいを理由としてサービスの提供を拒否したり、制限や条件を付けたりする行為のことです。正当な理由があると判断した場合は、障がいのある人にその理由を説明し、理解を得るよう努めることが大切です。
◆合理的配慮の提供とは
障がいのある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応が必要であると伝えられたときに、提供側の負担が重すぎない範囲で対応することです。令和6年4月1日から民間事業者も義務化されました。
大切なのは、相手に伝えようとする気持ちです。例えば、耳が聞こえない・聞こえにくい方とのコミュニケーションでは、手話の他に筆談や身振り、スマートフォンのアプリを使うなど、さまざまな方法があります。
▽合理的配慮の提供例
(1)出入口が押し引きドアのため、1人で出入りするのが難しい。
→店員がドアの開閉を手伝った。
(2)聴覚に障がいがあり、窓口での説明が分からない。
→筆談やスマートフォンの音声認識アプリなどを使い、文字で見えるようにして伝えた。
(3)列に並んで順番待ちをするときに、並ぶべき列の最後尾や進むタイミングが分からない。
→順番が来るまで別の場所で待機できるようにして、声かけや合図で知らせた。
◇「合理的配慮」への理解を深める講演会を開催します
日時:11月30日(日)午後1時30分~3時(開場:午後1時)
会場:サンプラザ3階大ホール
講師:西村愛さん(新潟県立大学人間生活学部子ども学科教授)
参加無料・申込不要
問い合わせ:福祉課障がい福祉係
【電話】83・3517
【FAX】83・4160
■ハートフルフェスタ in おぢや ハートフルDay 2025 ロゴデザインコンテスト結果発表
来場者の投票によりロゴマークを決定しました。今後、ハートフルフェスタのPR活動などで使用します。
出品作品:7点
優秀賞:佐藤美恵子さん
《佐藤さんコメント》
真ん中に自分。人はだれでも生きているだけでマル。唯一無二の大切な命。真ん中にハートを描きました。
問い合わせ:ハートフルフェスタ実行委員会(アート部門担当:山田)
【電話】090-2984-2094
