- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県村上市
- 広報紙名 : 市報むらかみ 2025年10月1日号
■冬眠前の秋は、クマの活動が活発になります
4月からのクマの出没件数が過去最多となっていることに加え、今秋はクマの主要な餌となるブナの実が新潟県全体で凶作と予測されることから、人里への出没が多発する恐れやクマによる人身被害が懸念されています。クマを人里に寄せ付けないために、一人一人ができることを行っていきましょう。
■クマを人里に寄せ付けないために
クマは、人里に実る柿、栗、クルミが大好物といわれています。以下のような管理・除去を徹底しましょう。
・農地の野菜や果実は残さず収穫するか必要な量を剪定し、不要分は処分する
・生ごみや農作物の廃棄残渣は放置しない
・草刈機用のガソリンなどの発揮性物質は誘引物となるので、保管場所に注意する
・クマの木登りを防止するために、果樹木を伐採するかトタンを設置する
※放任果樹などの対策を検討している場合は、農林水産課に相談してください
■クマに出会わないようにするために
・ラジオや鈴などを携行し、クマに自分の存在を知らせる
・早朝や夕方はクマの活動が活発になるため、この時間帯に山に入ることは避ける
・クマの足跡や糞を見つけたらすぐ引き返す
・子グマを見かけた場合、近くに母グマがいる可能性が高いため、決して近づかない
・クマの餌になる生ごみなどは持ち帰る
・にいがたクマ出没マップやむらかみ情報ナビ、防災メールなどで出没情報を収集して、危険な場所には近づかない
■もしもクマに出会ってしまったら
走って逃げたり、大声を出したりすると、クマが驚いて攻撃してくる危険性があります。クマから目を離さず、落ち着いて、背を向けずにゆっくりその場から離れましょう。
万が一、自分に向かってきたら、頭や首を両手で守り、うずくまるなどの防御姿勢をとってください。
■クマを目撃したら
村上市役所【電話】53-2111または村上警察署【電話】52-0110まで連絡してください。
問合せ:農林水産課農業振興室
【電話】53-3369