- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県妙高市
- 広報紙名 : 市報みょうこう 令和7年5月号
このコーナーでは、市がんばる企業応援補助金など公的支援を受けて、どこかにキラリと光る魅力を持った、市内の企業などで働く「キラリ人」を紹介します。
■はち珈琲
清水 彩子(しみず さいこ)さん(43歳)
市がんばる企業応援補助金を受けて、令和6年10月にはち珈琲がオープンしました。
妙高市原通に、ほっとできるコーヒーを提供するお店があります。その名は、はち珈琲。お店のオーナーは、清水彩子さんです。
清水さんは、妙高市出身で高校卒業後、新潟市の美容専門学校に入学。卒業後は、美容師として4年程働いた後に地元へ戻ってきました。「いろんなことを経験してみたい」と、さまざまな仕事に挑戦。その一つがコーヒーショップの仕事でした。
「コーヒーはもともと好きでした。でも、入れる人や入れ方でこんなにも味が変わるんだと、そこで初めて知ったんです」。この経験が、彼女をコーヒーの世界に引き込んでいく第一歩となりました。
お店を出したいと思ったのは、去年のことでした。以前に参加した焙煎セミナーが縁で、妙高に新しくオープンするアウトドアショップの店内に、カフェを併設することになりました。
お店の名前は、たいせつな子どもの名前の頭文字からとったもの。ロゴマークは、清水さんが描いたラフ案を、娘さんがブラッシュアップして、親子で作り上げた特別なシンボルです。家族と同じように、このお店もたいせつに育てていきたい。そんな想いが詰まっています。
お店のイチオシは、妙高市の花・木・鳥をイメージした3種類のブレンドコーヒー。清水さん自身もお気に入りの味ばかりです。
「極上の一杯よりも、日常の中で一度、何も考えずにほっとできる時間を届けたい。それが、はち珈琲がたいせつにしているスタイルです」と清水さん。
はち珈琲は、そんなささやかな時間を提供してくれる場所。今日もまた、誰かの一日に、ほっとした時間を届けます。
[はち珈琲]
所在地:妙高市原通86WEST妙高RESORT店内
営業時間:9~17時
定休日:月・火曜
【電話】090-7171-6706
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