くらし 時代に合った 議会をめざして

南魚沼市議会議長 塩川 裕紀

市民のみなさまにおかれましては、心穏やかに、晴れやかな新春をお迎えのことと存じます。旧年中、市政並びに市議会への温かいご支援とご理解を賜りましたことに、市議会を代表して心より御礼申し上げます。
雪の季節を迎えるたびに感じることは、このまちの人々の強さと優しさです。冬の厳しさを受け止めながらも助け合い、声をかけ合い、日々の暮らしを守っていく。その営みが、南魚沼という地域の温かな風土をつくり上げています。私自身、市民のみなさまの姿から学ばせていただくことが多く、議会活動を進める上での力となっております。
昨年も市政には数多くの課題がありました。人口減少、少子高齢化、気候変動による高温、渇水、災害への備えなど、一つ一つに向き合い、解決していかなければいけません。
しかし、そうした中にあっても、地域に希望の光を灯す取組が着実に進められました。
農業では、南魚沼産コシヒカリのブランドを守り育てる努力が続けられ、若い力が新しい技術や挑戦に取り組む場面が増えています。林市長が推し進める雪資源活用、雪室を生かした商品開発や地域産業への応用も進み、「雪国の知恵」が新たな価値として注目されています。こうした地域資源を磨き、雪国ならではの文化や知恵を生かした地域の魅力をあらためて発信する力となっています。
また、未来を担う子どもたちの笑顔は何よりも私たちの励みです。市では、ICT教育の充実、学校施設の整備、地域とともに歩む学びの環境づくりなど着実な取組が進められています。そして、それぞれの子どもの長所を伸ばし、短所をサポートし、ありのままの自分を条件なしに認め、自分の価値や存在意義を肯定できる感覚を持てる環境づくりを進めていかなければなりません。子どもたちが南魚沼で育ち、誇りを感じられるよう、議会としてもしっかりと支えていく所存です。
市議会では「市民に身近な議会」をめざし、より丁寧な情報発信と対話の場づくりに取り組んでまいりました。議会だよりの充実、議会の映像配信、議会報告会「市民との集い」など、議会活動をより分かりやすくお伝えし、声を受け止める機会を広げております。
市政は市民のみなさまとともに進めていくものです。議会はその架け橋として、これからも市民の声に耳を傾け、その思いを市政に届けてまいります。
新たな一年を迎え、あらためて「一人一人の幸せが、まちの幸せにつながる」という原点に立ち返り、市民のみなさまが安心して暮らせる地域づくりに全力で取り組み、子どもから高齢者まで、誰もが「ここにいてよかった」と思える南魚沼市を実現するため、議会としても着実に歩みを進めてまいります。
本年が、市民のみなさまにとって健康で、笑顔に満ちた年となりますことを心よりご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。