健康 がん検診を受けましょう!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県弥彦村
- 広報紙名 : 広報やひこ 令和7年6月号
■~健康は予防と検診の二刀流~
(公益財団法人日本対がん協会2025年度がん征圧スローガン)
胃・肺・乳・子宮頸・大腸がんの5つのがんは検診を受けることで、早期に発見でき、さらに治療を行うことで、死亡率が低下することが科学的に証明されています。
早期で見つけられれば、がんは決して怖い病気ではありません。健康だと感じていても定期的にがん検診を受けましょう。
◇肺がん検診
対象:40歳以上 1年に1回
検査内容:問診、胸部エックス線検査
肺がんは日本人のがんによる死亡者数の第1位です。
たばことの関係が深く、喫煙年数や喫煙本数が多いほど、また、受動喫煙でもがんのリスクが高くなります。
◇胃がん検診
対象:30歳以上 1年に1回
検査内容:問診、胃部エックス線検査(バリウム検査)
胃がんは日本人に多いがんで、死亡者数は第3位です。
多量の塩分摂取や飲酒、喫煙などの生活習慣やヘリコバクターピロリ菌の持続感染等ががんのリスクを高めます。
◇大腸がん検診
対象:30歳以上 1年に1回
検査内容:問診、便潜血検査
大腸がんは、死亡者数が胃がんを抜いて第2位となり、女性の死亡者数は第1位です。
食生活の欧米化(高脂肪食・野菜や果物の摂取不足)や飲酒等に伴い、患者数は増え続けています。
◇乳がん検診
対象:40歳以上の偶数年齢 2年に1回
検査内容:問診、マンモグラフィ検査
乳がんは日本人女性のがんで最も多いがんで、日本人女性の9人に1人が生涯に1度は乳がんを体験すると言われています。
飲酒や喫煙、肥満等でがんのリスクが高くなります。日頃から自分の乳房に関心を持ち、その状態を知っておきましょう。
◇子宮頸がん検診対象:20歳以上 1年に1回
検査内容:問診、視診内診、子宮頸部の細胞診
子宮頸がんは20歳代後半から増え、40歳代がピークになり若い女性に多いがんです。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染と関係が深いがんと言われています。
◎いつもの暮らしに、がん検診を《受診で早期発見》
弥彦村では、上記のがん検診を実施しています。
まだお申込みになっていない方は追加申込みができますので、健康推進課(【電話】0256-94-3139)までご連絡ください。何か自覚症状がある方は、まずは医療機関へ受診することをおすすめします。
◆胃がん・大腸がん検診のお知らせ
胃がん・大腸がん検診を下記のとおり実施します。
3月頃にご提出いただいた健康診査・がん検診申込書にて、申込みのあった健(検)診については、既に受診票を送付しています。
また、受診票は必要事項をご記入のうえ、忘れずに会場にお持ちください。
※大腸がん検診は男女問わず全日程で受付します。
◇検査方法について
・胃がん検診:バリウムを飲んだ後、エックス線検査をし、写真で判定します。
・大腸がん検診:自宅で採取した便を2日分提出し、血液の成分が混じっていないかを調べる「便潜血検査」です。
◇胃がん検診の注意事項について
下記に該当する方は村の検診を受けられません。
また、当日の体調やエックス線検査時に必要な体位の保持ができない場合など下記以外にも検査をお断りする場合がありますので、ご了承ください。
・ペースメーカーや植込み型医療機器を装着している方
・妊娠中またはその可能性がある方
・胃、十二指腸、大腸の病気で通院治療中の方
・腸閉塞の既往がある方(主治医の許可があれば可能)
・消化管に急性の出血がある方・高血圧(180/110mmHg以上)の方
・3日間(検査する時間から溯って72時間)以上の排便のない方
・1年以内に開腹手術、頭部手術などの手術をした方(1年以上経過し、主治医の許可があれば可能)
・1年以内に脳梗塞や心筋梗塞を発症した方(1年以上経過し、主治医の許可があれば可能)
・インスリンポンプ、持続グルコース測定器を装着していて、検査時に取り外しができない方
・以前バリウムを飲んで下記の症状があった方→じんましんが出る、気分が悪い、顔色が青白くなる、のどがつまる感じがする、呼吸困難
◎検診の結果、精密検査の判定を受けた人は、必ず医療機関で検査を受けましょう
◆子宮頸がん・乳がん検診無料クーポン券についてのお知らせ
下記の対象の女性に対して、子宮頸がん・乳がん検診の無料クーポン券を送付します。
この機会に、検診を受けましょう。
無料クーポン券の発送は5月下旬頃を予定しています。
特定健診やがん検診受診票と送付時期が異なりますのでご注意ください。
問合せ:住民福祉部 健康推進課 健康推進係
【電話】0256-94-3139