くらし 役場通信〔弥彦村の施策を紹介します〕

■農業×商工・観光業で新たな特産品開発が始まっています
第4回農業と商工・観光業のマッチング会議を開催

◆「稼げる産業」へ異業種をつなぐ
若手生産者を中心とした「やひこ農業村民会議」の拡大版として、昨年9月からは「農業と商工・観光業のマッチング会議」をスタートさせ、農業生産者、観光・商工業者それぞれの目線で、廃棄している資源の有効活用や収益化、新たな特産品の開発を議論したり、販売ルートなどの検討を行っています。
様々な業種をつないで知恵を出し合うことで、「稼げる産業」を目指して取り組んでいます。

◆ポリコーン、枝豆塩、その次は?
第4回会議では、ポリコーンと枝豆塩、枝豆ラテなど試作品の試食を行いました。夏に空いた育苗ハウスや枝豆の規格外品を活用することで、農家の所得向上や新たな特産品につながる期待と同時に、商品化に向けた課題や試食イベント開催の提案など様々な意見が出されました。
「つなぎ役」の藁科(わらしな)克彦(かつひこ)さんは「個々の思いだけでは商品化に行き難い。皆さんのアイデアを形にし、より身近で安定的な収入を目指したい」と意気込んでいます。
今後は試作品の改良や広く試食会を開催するとともに、商品化に向けた製造・販売先の検討などを行っていきます。

◇予算
・(新)農業と商工・観光業のマッチング推進事業費 2,640千円
・やひこ農業村民会議開催経費 390千円