イベント 令和7年度 二十歳のつどい
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- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県弥彦村
- 広報紙名 : 広報やひこ 令和7年9月号
8月15日(金)、四季の宿みのやにて「二十歳のつどい」が開催されました。今年二十歳を迎えたのは、平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれの92名です。
式典には79名が出席し、会場では、久しぶりに顔を合わせた同級生たちが近況を語り合い、笑顔あふれるひとときを過ごしました。式典では、村長や来賓・恩師からお祝いの言葉が贈られ、代表者が「誓いの言葉」を述べました。
参加者は、家族や地域への感謝を胸に、新たな人生の節目を共に祝いました。
◆誓いの言葉
◇照田 淳生(てるた じゅんせい)さん
私たちは今日、大人としての第一歩を踏み出しました。それは自由を得ると同時に、自ら考え、選択し、自分の言動に責任を持つ、「自分の人生を自分でつくっていく」という覚悟を持つことだと考えています。これまで私たちは、多くの人たちに導かれながら、ここまで成長してくることができました。しかし、これからは正解がひとつでない人生を歩んで行くことになります。だからこそ自分で考え、自分なりの答えを出しながら、誠実に歩んでいくことが大切だと思います。どんな困難にも前向きに向き合い、自らの未来を切り拓いていくことを、ここに誓います。
これから私たちは、それぞれの道を歩んでいきますが、困難や葛藤に直面することもあるでしょう。そんな時、共に歩んできたここにいる仲間の存在が大きな力や支えになると信じています。そして私たちは、この集いを基に責任ある大人として力強く歩んでまいります。
◇半間 双葉(はんま ふたば)さん
私たちは今、社会の一員として新たな一歩を踏み出した人や、学業に励んでいる人など立場は様々です。そんな中、いくつになってもどの立場になっても忘れてはならないのが「感謝をすること」だと思います。それは、「当たり前」だと思えている日常が、決して当たり前ではなく、特別なものだからです。人は決して一人で生きていくことはできません。目の前にある幸せを見落してしまうと、それが「当たり前」のように思えてしまいますが、傍にいる人や支えてくれる人、周りの環境すべてに感謝の気持ちを持つことを忘れないでいたいと強く思います。何より、大切な家族や仲間たちとの時間も、ずっと続いてほしいと思うこの日々も、永遠に続くものではありません。だからこそ、この感謝の気持ちをきちんと言葉や形にして伝えていきたいと思います。