健康 お口の健康について考えてみよう―生涯 自分の歯で 元気においしく食べよう―

お口の健康は、生涯を通じて自分の歯でしっかりとかんで食べることを可能にするだけではなく、全身の健康にも影響し、食べ物を味わう、会話を楽しむといった生活の質の維持・向上にも大きな役割を果たします。

下記のグラフは、令和4年の新潟県の8020(80歳で20本以上の歯を保つ)達成者の割合を全国と比較したものです。新潟県は、全国平均を下回っています。

出典:令和6年歯科疾患実態調査結果の概要
令和6年度新潟県の歯・口腔の健康づくり施策の実施状況

◎自分の歯が残っていないと、これまでおいしく食べていたものが食べられなくなったり、話しにくくなったりするおそれがあるよ。
◎自分の歯を1本でも多く残すためには、日々のお口のケアと定期的な歯科健診を受けることが大切だね。

1年の間に歯の痛みなどで生活に支障をきたしている人は約2割、そのうちの約8割が「もっと早くに治療を受ければ良かった」と後悔しています。定期的に歯科健診を受けている人は、「何でもおいしく食べることができる」「心身ともに健康だと思う」「質の良い睡眠がとれている」「毎日の生活が充実している」と思う人も多く、生活の質そのものが高くなっていることがわかります。
出典:令和4年日本歯科医師会「歯科医療に関する生活者意識調査」

◆お口の健康を保つためにこんなことから始めてみませんか
◇歯みがき
・鏡を見ながら歯をみがく
・毛先の小さい歯ブラシを使う
・歯みがきの最後に奥歯の内側を10回ずつみがく
・デンタルフロスや歯間ブラシを使う など

◇食事
・ゆっくりよくかんで食べるための工夫をする
・飲み込んでから次のものを口に入れる
・一口食べたら箸を置く
・食材は大きく切る
・一口の量を少なくする

上記に加えて、さらに!
・歯科医院で定期的に歯科健診を受ける
・歯科医院でプロのケア(歯石の除去や歯の清掃)を受ける
これらのことに取り組むことで、むし歯や歯周病を予防することができます。

◆弥彦村では、今年度20、30、40、50、60、70歳になる方を対象に、歯科健診のご案内を送付します。(自己負担は500円、実施期間は11月末までです)
ぜひこの機会を逃さずに歯科健診を受けてください。
※治療や精密検査が必要な場合は、別途治療費(自己負担)がかかります。

問合せ:住民福祉部 健康推進課 健康推進係
【電話】0256-94-3139