- 発行日 :
- 自治体名 : 新潟県田上町
- 広報紙名 : 広報たがみまち きずな 令和7年10月号
■田上町長 佐野 恒雄
あまりの秋の訪れの遅さに、日本の四季が夏と冬の二季になってしまうではないかとの危惧が、現実のものとなることを思わせるほどの異常な暑さが続いた九月でしたが、朝晩はようやく秋を感じさせる頃となりました。例年ですと、夜になっても蝉の鳴き声が鳴りやまずうるさいほどだったのが、今年の夏は、あまりの昼間の暑さで蝉も疲れてか、夜はあまり鳴かなかったように思えたのは私だけだったでしょうか。
九月議会が終わりました。特に今議会は令和六年度の決算審査の議会でもあり、議員の皆さんからは多くのご意見あるいはご提案を頂きました。特に鳥獣対策に対する取組等につきましては、一般質問をはじめ、常任委員会、決算審査特別委員会において多くの議員から様々なご意見をいただきました。特に猿の被害が拡大しています。これまでも町としても様々な対策を講じて来てはいますが、中々有効策を見いだせないのが現状です。町としても喫緊の課題と捉え、思い切った対策が必要と認識をしておりますので、しっかりと取り組んでまいります。
また、この問題は町だけで解決できることではありません。町民の皆様の協力が何よりも必要です。いろいろとお願いすることが多々あるかと思います。その際にはぜひともご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
大手不動産会社の「街の幸福度and住み続けたい街ランキング2025」のランキング発表がありました。「街の幸福度」で田上町が昨年の9位から4位に、「住み続けたい街」ランキングでは、何と昨年の10位から一気に3位に順位を上げました。町民の皆様お一人おひとりが自信と誇りを持てる町にまた少し近づいたように感じ、嬉しく思っています。
