くらし 〔Interview〕くろべでがんばる市民団体 vol.6

◆有頼柳(ありよりやなぎ)保存会
「有頼柳」は片貝川右岸の河川敷にあり、佐伯有若・有頼親子による立山開山伝説発祥の地であり、立山巡礼の出発地点として知られています。古くから、片貝川の河原の石を有頼柳の枝に載せ、代わりに既に載っている小石を一つ持って立山に登拝すると、ご利益があるとの言い伝えがあります。しかし、この有頼柳も一時は存在が薄れ、周辺には雑草が生い茂るなど荒れた状態となっていました。そこで昭和55年、周辺を整備し、地域の誇りとして守り伝えていこうと保存会の活動が始まり、年3回の草刈りや立山への登拝、研修会等を実施しています。今年度は、多くの人にこの伝承を知っていただくためHP(ホームページ)を整備しました。地元でも、有頼柳や立山開山伝説を知らない人、立山に登ったことのない人が増えてきているので、HP(ホームページ)を通じて興味を持ち、有頼柳や立山を訪れる人が増えることを願っています。立山登山の際は、ぜひ有頼柳の小石を手に登拝し、この地に伝わる伝承を未来へつないでほしいと思います。