- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県加賀市
- 広報紙名 : 広報かが 令和7年11月号
■「加工食品」がもたらす脳の変調とは
(1)糖分・塩分・脂肪分を多く含む「加工食品」の過剰摂取が、脳の報酬系(快楽を感じる仕組み)に変調をもたらし、過食などの食行動や依存につながると言われています。
(2)食品成分表示の欄には下記のように書かれています。食品を選ぶときの参考にし、食べすぎないように気をつけましょう。
(1)加工食品の一例
お菓子:スナック菓子、クッキー、ビスケット、チョコレート
清涼飲料水:炭酸飲料、エナジードリンク、加糖ジュース
インスタント食品:カップ麺、レトルトカレー、冷凍ピザ
加工肉:ハム、ソーセージ、ベーコン、チキンナゲット
菓子パン・焼き菓子:市販の菓子パン、ケーキ、ドーナツ
(2)食品成分表示、原材料の一例
工業油脂:植物油脂、パーム油、マーガリン、ショートニング、マヨネーズなど
甘味料:異性化液糖、果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖など
■食欲を抑える「短鎖脂肪酸」
大腸で作られる「短鎖脂肪酸」は食欲を抑える働きがあるとも言われています。また、便秘改善、糖尿病予防、免疫機能の向上などの効果があります。短鎖脂肪酸は大腸で腸内細菌が水溶性の「食物繊維」をエサにして作られますので、食物繊維を多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。
▽食物繊維を含む食品の一例
野菜、海藻類、果物、こんにゃく、大麦、いも類、玄米、豆類、きのこ類
現代において食生活は多様化しています。
より健康的な生活を送るために、この機会に自分自身の生活の変化に意識を向けてみませんか。
