文化 世界への玄関口 つばた空港 Tsubata International Airport

■メキシカン・アメリカンのダニエラとLet’sピニャータ
氏名:ダニエラ・ルイス Daniela Ruiz
誕生日:2001年2月15日
出身:アメリカ カリフォルニア州
趣味:ビデオゲーム、アニメ・映画鑑賞
【E-mail】[email protected](エル)g.jp
つばた空港執筆者(町CIR・ALT)製作!つばたイングリッシュチャンネル

■おっかない恐ろしいオクトーバー
10月が終わり、楽しいハロウィンも過ぎましたね。アメリカではこの時期からホリデーシーズンが始まります。10月にハロウィン、11月にサンクスギビング、12月にクリスマス、そして1月にお正月です。今回は、私の大好きなハロウィンについてお話しします。
私がハロウィンを好きになったのは小学生のころからです。アメリカの学校では、クラスでハロウィンパーティーをするのが一般的です。保護者が食べ物を持ち寄り、子どもたちは仮装して、先生はハロウィン映画を流します!学校が終わる直前に、みんな中庭に集まって、仮装コンテストをします!各クラスは順番に歩き、校内のトップ3の仮装が選ばれ、賞品が贈られます。
ハロウィンの最大の特徴は「トリック・オア・トリート」です!仮装して、家族や友達と近所を歩き回り、各家庭でお菓子をもらいます。隣の都市は特大サイズのお菓子を配るのが良く知られていたので、私の家族は必ず行っていました。お菓子を配る家族が着る仮装や家のハロウィンの飾りを見るのはいつも楽しかったです。仮装や飾り付けに全力を注ぐ人たちもいます!
ハロウィンの怖い伝統の一つがお化け屋敷巡りで、有名な場所には遠方からも人が訪れます。遊園地では通常営業終了後にハロウィンナイトを開催し、ハロウィン限定メニューや恐怖の迷路、お化け役者が登場します。10月にUSJを訪れたことがある方ならご存知でしょうが、お化け役者は常に仮装して園内を徘徊し、人々を驚かせます。私は怖がり者ではないので、役者の衣装の細工の凝り具合を眺めるのが好きです。でも怖がりな友達はそうは言わないでしょうね。メキシコではハロウィンを祝わないと知ったとき、私は驚きました。
メキシコから来た両親は一度も話したことがなく、祝うのが大好きだからです。父が初めてアメリカに行ったとき、ハロウィンの存在を知らず、仮装してお菓子をもらいに行く人々を奇妙に思ったそうです。母はハロウィンの存在は知っていましたが、これほど大きな祝日だとは知らなかったそうです。母も少し奇妙に感じ、パンプキンを彫ることに罪悪感を抱いていました。メキシコではパンプキンは通常食べるものだからです。しかし、私や妹たちを仮装させたり、人々が家を飾り付ける様子を見たりと、家族で祝ううちにハロウィンを大好きになったようです。両親が楽しみ始めた新しい伝統となりました。
世界中で人気があると思っていた祝日は国によってどのように祝うのか、または祝わないのかを知るのは興味深い経験でした。みなさんはどんなふうにハロウィンを過ごしましたか?