くらし みんなでふくいプロモーション

新しい「福井といえば…」をチェックしよう!

●01 福井といえば、チラムネの聖地!
福井が舞台の人気ライトノベル『千歳くんはラムネ瓶のなか』が、待望のアニメ化!ラブリーパートナーエルパやヨーロッパ軒など、作中には福井のスポットが多数登場。過去に福井市が行った周遊イベントやポスター、パネルの展示などのコラボ企画には、熱心なファンたちが大勢訪れました。アニメ放映へ向けて、官民協働の実行委員会もスタート。オール福井で応援して、福井とチラムネを盛り上げましょう!

●02 福井といえば、LDH JAPANとの地域活性化!
橘ケンチさん(EXILE/EXILE THE SECOND)を福井市食のPR大使に任命し、農林水産物や地酒などのプロモーションを実施!また、福井市特別1日駅長を務めた同氏が案内役を務める市PR動画『FUKUI Style』の発信や、台湾での福井市PRレセプション開催など国内外プロモーションも展開!さらには、ダンスによるまちづくりの一環で、市内中学校でのレッスン開催やイベントへのサプライズ出演など、LDH JAPANのエンターテインメントの力も生かして、福井内外を盛り上げています!

●03 福井といえば、ブローウィンズのホーム!
B2リーグに昇格し快進撃を続ける地元プロバスケットボールクラブ、福井ブローウィンズ!今年2月には、熊本ヴォルターズと福井市・熊本市姉妹都市提携30周年記念試合を開催しました。1年目の経済波及効果の試算は約28億円。
福井での試合に市外からも多くの人が訪れ、バスケファン同士の交流も盛んに行われています。バスケを通じて福井が「スポーツが熱いまち」に!

■シティプロモーションって何?
北陸新幹線福井開業を経て、「プロモーション特命課長」に昇任した福いいネ!くんと共に、福井市では、シティプロモーションに一層の力を入れています。シティプロモーションとは、より多くの人に福井を好きになってもらうためのあらゆる営みです。ここでは福井市民としてシティプロモーションに精力的に取り組んでいる「プロモーションの達人」から話をうかがいます。

▽何気ない日常が最高な福井
プロモーションの達人 Tomosakiさん

福井県生まれ。SNSに投稿した福井の何気ない日常風景の写真が、大きな反響を得たことをきっかけに写真家として活動を開始。地方自治体や企業などから依頼を受けて、写真撮影や講習会、研修の講師などを行っている。
・福井の日常風景を背景に「青春や物語を感じるシーン」をテーマにした写真を撮影してSNSなどで投稿
・カメラ初心者に向けた講習会などで、写真の撮り方やSNSの運用、何気ない日常の中に魅力を発見するこつなどをレクチャー

「これが福井!?」と思わず驚いてしまうような魅力的な写真で福井を表現し続けるTomosakiさん。令和2年、専門学校生のときに、冬の雪に覆われた福井駅西口の恐竜の写真をSNSに投稿し、大きな反響を得たことが転機だったといいます。「大したことないと思っていた地元福井が大きな注目を浴び、みんなが褒めてくれる。すごく嬉しかったし、福井の魅力は自分が見逃していただけなんだと気付かされました」。それから毎日のようにカメラを持ち出し、福井の日常風景を撮影。有名な観光地よりも、名もない場所の何気ない風景の魅力を引き出せたときに、最高の手ごたえを感じるそうです。「物事の本質はいろんな角度から見なければ分かりません。カメラはそのための良いツールの一つです」。福井には、まだまだ潜在的な魅力や可能性がたくさんあるというTomosakiさん。「いつも通っている道や、見慣れた街並みなど、スマホのカメラでもいいのでぜひシャッターを押してみてほしいです。『当たり前』が決して当たり前じゃないと気付き、福井をもっと好きになる最初のステップになると思います!」

▽福井の歴史ある文化を新しい装いで
プロモーションの達人 髙橋要さん

山形県生まれ。平成27年に殿下地区の地域おこし協力隊に参加したことを契機に福井に移住。令和3年に合同会社ノカテを設立し、従来の「越前水仙」の規格からあふれる水仙を花と軸だけのブーケにして提供するなど、さまざまな新事業を展開している。
・水仙ブーケをインターネットや都市部の期間限定ストアなどで販売、福井産水仙の自由で新しい楽しみ方を提案
・水仙産地を訪れる人が滞在・交流できる宿泊施設「点景」を運営、集落を案内するツアーも開催

福井の名産水仙を通じて地域と外とをつなぐさまざまな活動をしている髙橋要さん。きっかけは、福井で活動する中で出会った日本水仙の美しさと水仙農家の人たちの温かさでした。地域に関わるうちに、越前海岸の水仙の風景は、そこに暮らす人たちが長い年月をかけて作り上げた「文化的景観」であり、そこには担い手の高齢化や後継者不足などのさまざまな課題があることを知ります。水仙ブーケの販売、宿泊施設の運営など、髙橋さんの取り組みは、愛する地域を自分たちの力で何とか残していこうという思いから派生しています。地域の人たちと外部の人が出会い、関係を楽しむ中で、互いに元気をもらい合い、そこから新たな可能性が生まれる。髙橋さんは、地域の魅力を取材して発信する冊子「ノカテ」を作成し始めたころを振り返ります。「最初は、地域の人たちを元気づけるつもりで始めたのですが、取材をする中で、逆に自分が元気をもらっていることに気付きました」。シティプロモーションには、そのような力もあるようです。
「シティプロモーションは、スポーツと同じ。皆がプロ選手である必要はなく、ファンとして観戦し、応援することが、全体を盛り上げます」。越前海岸を訪れ、水仙を楽しむことからでも構いません。福井の良さをあらためて意識し、まずはそれを思いっきり楽しむことが、プロモーションの第一歩になるかもしれません。

私たちのまちを持続させていくためには、福井を好きな人たちをもっと増やし、移住定住先や観光旅行先として、また応援や「推し」の対象として、福井を選んでもらう必要があります。シティプロモーションを大げさに捉えず、Tomosakiさんのように、何気ない福井の魅力をカメラで撮影して発信してみたり、髙橋さんの言うように、福井の魅力を愛し「ファン」として思いっきり楽しんでみたり、気軽に何かを始めてみませんか。福井での毎日がもっと楽しくなり、新たな発見や出会いがあるかもしれませんよ。

問合せ:広報プロモーション課
【電話】20-5257【FAX】20-5438