- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県福井市
- 広報紙名 : 広報ふくい 2025年5月1日号
会計別概要
■(1)一般会計 1401億3000万円
福祉や教育、公共施設の整備など、基本的な行政サービスを行う会計です。
▽歳入の主な増減理由
市税…個人市民税や固定資産税の増収、定額減税の終了などにより、前年度に比べ27億円増加しました。
国庫支出金…児童手当給付事業の制度改正やごみ処理施設整備事業の進ちょくによる事業費の増加などにより、前年度に比べ54.4億円増加しました。
地方特例交付金…定額減税による市税減収分の補てん終了により、前年度に比べ11.8億円減少しました。
▽歳出の主な増減理由
総務費…定額減税補足給付金事業や避難所空調設備整備事業などの増加により、前年度に比べ32.9億円増加しました。
民生費…児童手当給付費や私立認定こども園等施設型給付費、障がい福祉サービス事業などの増加により、前年度に比べ46.4億円増加しました。
消防費…南消防署建設事業の進ちょくによる事業費の増加などにより、前年度に比べ11.3億円増加しました。
*1 国庫支出金…国から市に対して支出される負担金、補助金、委託金、交付金
*2 市債…道路や学校などの整備のために、国や金融機関などから長期的に借り入れる資金であり、現役世代と将来世代の間で費用分担が可能になる
*3 地方交付税…地方公共団体間における財源の不均衡の調整と財源保障を目的として、国税の一部が地方に交付される
■(2)特別会計 806億700万円
国民健康保険や介護保険など、原則としてかかった経費を保険料などの事業収入でまかなう会計です。
■(3)企業会計 353億3600万円
民間企業のように、サービスを提供することで収益を上げて経費をまかなう会計です。
※▲はマイナスを表します。
(1)+(2)+(3)
予算総額 2560億7300万円(前年度比8.8%の増)
■家計簿に例えると?
自治体の予算は、額が大きいため、数字を見ても分かりにくいですね。
そこで、令和7年度の市の一般会計予算を、日本の平均世帯年収524万円の家計簿に例えてみました。
※平均世帯年収は、「国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省、2023年)による
今後も本市では、「福井市財政計画」に基づき、収支均衡した財政構造を継続し、将来にわたり持続可能な行政運営を行っていきます。
このほかの主な事業や予算に関することなど、詳しくはホームページをご覧ください。
問合せ:財政課
【電話】20-5267【FAX】20-5768