- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県敦賀市
- 広報紙名 : 広報つるが 令和7年10月号
■大谷吉継を探る
8月10日 大谷吉継サミット2025
戦国時代末期の敦賀を治めた大名、大谷吉継の生誕460周年を記念して市民文化センターにて開催され、約500人の参加者が熱心に耳を傾けました。研究報告の部では、大手前大学講師の石畑匡基(こくはたまさき)氏、市立博物館学芸員の北村太智(きたむらたいち)氏、元奈良大学教授の外岡慎一郎(とのおかしんいちろう)氏による研究発表が行われ、吉継の人物像や関ヶ原の戦いでの功績などを紹介しました。パネルディスカッションの部では、気比史学会副会長の杉原正英(すぎはらまさひで)氏も交えて、吉継研究の現状や敦賀での吉継の評価、今後の研究の展望などを議論しました。
■雨にも負けず港に歓声響く
8月10日 第28回敦賀港 カッターレース
敦賀の夏の風物詩「敦賀港カッターレース」が敦賀港川崎・松栄岸壁で開催されました。レースは市民有志でつくる実行委員会が主催し、小雨が降る中、白熱したレースが展開されました。強豪ぞろいの1部、初心者中心の2部、女性の部が設けられ、県内外から38チームと観客合わせて約700人が参加し、往復400mのコースでタイムを競いました。1部優勝したハッスル・マッスルの橋本浩一(はしもとこういち)さんは「今年で参加して20年目になる。歳はとったが、チームで息を合わせ上手く漕げたと思う。」と話していました。
■忘れられない夏の思い出作り
8月11日 敦賀市高校生合同文化祭 TonTeen2025
嶺南5校の生徒や敦賀商工会議所青年部が中心となって、敦賀市高校生合同文化祭が開催されました。今回で5回目の開催となり、今年度はクラウドファンディンだけでなく、企業協賛・協力を得るために高校生自らが地元企業を回ってPR活動を行い、企画立案から運営までを行いました。実行委員長の敦賀高校3年生の野村兜(のむらかぶと)さんは「実行委員が去年の倍以上いたが、上手くまとめることができて良かった。また、企業回りでは敦賀の人々の温かさを感じることができ、敦賀の魅力発信への良いきっかけにもなった。」と話していました。
■敦賀の宝、「山車」の魅力発見!
8月17日 みなとつるが山車会館 バックヤードツアー
敦賀まつりで氣比神宮周辺を巡行する「山車」の魅力を再発見し郷土の文化に親しんでもらおうと、山車会館が夏休み企画として開催しました。参加者たちは普段は見ることのできないバックヤード(山車装飾品保管庫など)や、つるがの山車保存会による山車の武者人形飾り付け作業などを解説付きで見学し、熱心に耳を傾けていました。奈良県から参加した高橋和代(たかはしかずよ)さんは「バックヤードをはじめ、飾り付け前の骨組み状態の山車を見たのは初めて。とても貴重なものを見られて良かった。」と笑顔で話していました。
■敦賀の夜空を彩る花火
8月16日 第76回とうろう流しと大花火大会
敦賀の夏の風物詩「とうろう流しと大花火大会」が気比の松原海岸で開かれました。今年は「かがやきのまち敦賀」をテーマに開催。北陸新幹線開業1周年や大阪・関西万博開催を記念したプログラム、平和への思いや敦賀のシンボルを夜空一面に映しました。約1万発の花火が打ち上げられ、約23万人の見物客を魅了しました。
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