- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県敦賀市
- 広報紙名 : 広報つるが 令和7年12月号
■感震ブレーカーを設置しましょう!
～地震時の電気火災対策を～家族の命、財産を守るために!
地震による建物火災の半数以上の原因が、電気機器からの出火や停電復旧後の通電で発生する「電気火災」です。地震によって電気ストーブ周辺に物が散乱したり、電気コードが損傷したりすると、通電時に火災の原因となります。そこで、出火防止対策に有効なのが、揺れを感知した際に電気を自動的に止める「感震ブレーカー」であり、さまざまなタイプがありますので特徴を理解した上で設置しましょう!
■リチウムイオン電池搭載製品からの出火が増加しています!
～モバイルバッテリーなどからの発火事故を防ぎましょう～
▽リチウムイオン電池が使用されている製品
・スマートフォン
・タブレット
・ヘアアイロン
・ワイヤレスイヤホン
・ハンディファン
・電気掃除機
・電気歯ブラシ
・電気美顔器
・電気脱毛器
・電気かみそり
・デジタルカメラ
・ドローン
・電動工具
・電動アシスト付き自転車
・携帯電話の充電器(モバイルバッテリー)
・携帯ゲーム機
・電子タバコ
・ノートパソコン
・ビデオカメラ
など
※リチウムイオン電池は、可燃性の有機溶剤(危険物の引火性液体)を使用しているため、衝撃などにより電池内部で短絡して出火する危険性があります。また、破損や過充電なども発熱・発火の原因となる可能性があります。
▽リチウムイオン電池の火災を防ぐために
・充電器やバッテリーは製品に付属されていた物やメーカー指定の商品を使用する。非純正バッテリーは使用しない。
・破損・膨張などの異常がある場合は使用しない。高温となる場所に放置しない。
・むやみに家電製品を分解・修理・改造しない。
・水のかかる場所では使用しない。
・耐用年数を超過した製品は使用しない。リコール情報を確認する。
・充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどした際には、使用せず、メーカーや販売店に相談する。
▽非純正バッテリーによる事故が多く発生しています
発火事故多発
多くの事故は使用中や充電中に発生していますが、特に最近では充電後に置いていただけで発火に至った事故も報告されています。非純正バッテリーの中には純正バッテリーよりも多くのリスクを抱えているものがあることを認識してください。
問合せ：敦賀美方消防組合 消防本部 予防課
【電話】22-9994