- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県鯖江市
- 広報紙名 : 広報さばえ 令和8年3月号 通常版
3月8日は、女性の地位向上などに向けて国連が定めた「国際女性デー」。また、女性活躍を推進する経営者の会である「さばえ38組」が同日に発足して今年で5年になります。
そこで、さばえ38組に所属する2社の女性管理職に、働きやすい職場づくりや女性活躍などについて話していただきました。
〔五十嵐真百美(まゆみ)さん〕
建材商品メーカー 株式会社TOKO 人づくり総務グループ グループマネージャー
勤続35年。直前はデジタル推進チームで主に生産効率化の提案をしていた。息抜きは買い物をすること。「仕事モードから切り替えられる」。
〔綿谷久実子(くみこ)さん〕
ユニークな介護会社 さくらケアサービス株式会社 居宅介護支援事業所 管理者
創業した2006年から勤務。体を温める「陶板浴ベッド」は施設利用者に人気で、自宅用にも買った。2匹の愛猫と過ごす時が至福の時間。
■会社の自慢やユニークな取り組みを教えてください
◇綿谷さん
子どもの看護休暇(10日)や家族介護休暇(5日)などの特休制度を設けています。それぞれ1時間単位で取れるのでスタッフには好評です。SNSも駆使して仕事の楽しさを発信しているほか、好きな髪色などにできるオシャレの自由化も進めています。
そのほか、特にユニークなのは、社員のニックネーム制度ですね。社長は「スマイルプレジデント」が由来の「スマピー」。私は会社名のさくらからとった「ピンク」です。コミュニケーションが活性化されて良いですが、カタカナは覚えづらいですね。
◇五十嵐さん
弊社も男性の育児休暇取得率は近年、ほぼ100%近いですね。逆に取れていない社員にはこちらから「休みが取れそうにないの?」と声をかけます。すると、個別の事情が分かるので、必要に応じてその上司に相談できます。
ほかにも、朝礼で会社の理念にちなんだ短いトークをする時間を設けました。例えば、「●●さんがごみを拾っている姿を見ていいなと思った。自分も意識したい」みたいな感じで。社員が自分の言葉で表現し、みんなで話し合うことで会社の理念が自然な形で共有できると思っています。
■働く女性へのメッセージを
◇綿谷さん
管理職と言っても、私は全然完璧じゃありません。市に提出するような書類もよく間違えるので、周りに助けてもらうことばかり。
ですから、女性に限らず力を抜いて、リラックスして仕事に臨んでみてはいかがでしょう。
今の時代、引っ張っていくことがリーダーシップの全てではないと思います。なので、私も含めて色々なタイプの管理職がいて良いと思うんです。
◇五十嵐さん
チャレンジする気持ちをぜひ持ってほしいと思います。女性の社員と面談する時に、「チームリーダーを目指してみる気はない?」と問いかけてみるんですが、「考えたことがない」という返事がほとんど。
でも、女性もどんどんキャリアアップを目指す時代です。そういう意識を持ってほしいなと思いますし、そのための一歩を踏み出す勇気を持ってほしいです。
■管理職のやりがいなどは?
◇綿谷さん
管理職になった最初の頃は、私について来てくれるのか不安でした。けれど、生活保護を受けている利用者さんの支援などに奔走しているうちに、周りが変わったと感じます。あちこちに連絡をするなかで、関係機関などから食料や古着の提供をいただけたんです。前向きに取り組んでいる私の姿に何かを感じてくれたのかな。
◇五十嵐さん
そうしたコミュニケーション力は綿谷さんならではですね。私も女性ならではの強みを生かしたいと思っています。
脳科学者の講演を聞いて知ったんですが、男性と女性の脳は、その働き方に違いがあるとか。
社内でも、男性の意見と女性の意見では違うと感じる時があります。幅広い意見があるからこそ、よりよい着地点につなげられます。そうした活発な相互コミュニケーションを生みやすい環境づくりも自分の役割なのかなと思っています。
■3月のイべント

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今年も、パネル展、オレンジめがねキャンペーンを実施します!
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