- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県あわら市
- 広報紙名 : 広報あわら 第262号(2025年12月)
■市長選挙はもうすぐ
あわら市では令和8年1月25日(日)に市長選挙を予定しています。
市長選挙は、私たちの暮らしに直結する大切な選挙です。子育て支援や公共交通、地域の活性化――こうした政策を決めるのは、私たちの一票です。
しかし、あわら市の投票率は年々低下しています。平成19年には79・15%だった投票率が、令和4年には60・18%まで下がりました。特に若い世代の投票率は低く、「自分の一票で何も変わらない」と思っている人もいるかもしれません。
それでもなお、未来を動かす力は、あなたの一票にあります。

■選挙の大切さ
2025年は選挙のメモリアルイヤーであることをご存じですか?
今年は、普通選挙法公布から100年、女性参政権が認められてから80年、選挙権年齢が18歳以上に改正されてから10年という節目の年です。私たちの選挙権は、長い歴史の中で手に入れてきた大切な権利です。私たちの一番身近な選挙の一つである市長選挙の機会に、「選挙の大切さ」を改めて考えてみましょう。
では、私たちのまちではどんな未来が期待されているのでしょうか。今回、まちの皆さんに「あわら市の未来についてどう思うか」を伺ったところ、子育て支援の拡充や交通の利便性向上、文化・教育環境の整備などに期待する声が多く寄せられました。
こうした声を市政に反映させるためには、私たち一人ひとりの投票が欠かせません。選挙は、まちの未来をつくる第一歩です。あなたの一票が、子育て支援や交通の利便性、文化・教育の充実につながります。ぜひ、市長選挙に足を運び、あなたの思いを届けましょう。
■ちょっと教えて!投票のギモン
Q.投票所に子どもを同伴させてもいいの?
A.18歳未満の子どもを連れて投票所に入ることができます。
ただし、子どもが投票用紙への記入や投票箱へ投函することはできません。

上のグラフのとおり、子どもの頃に親の投票について行ったことのある人・ない人で、投票参加率に大きな違いが見られます。
親子連れ投票は子どもの将来の投票につながっています。
H28参院選後の総務省「18歳選挙権に関する意識調査」より
Q.投票所入場券をなくしたり、忘れたりすると投票できないの?
A.入場券がなくても投票できます。
入場券が届いていない場合や紛失した場合でも、選挙人名簿と照らし合わせたうえで、本人確認ができれば投票できます。投票所の受付係に申し出てください。
Q.腕を骨折して、投票用紙に文字を書くことができません。どうすればいいですか?
A.代理投票ができます。
投票用紙に文字を記入できない選挙人のために代理投票制度があります。補助者2人が定められ、その1人が選挙人の指示に従って投票用紙に記入し、もう1人が指示どおりかどうか確認します。
Q.どんなあわらの未来を期待しますか?
・子育てしやすいまちになったらうれしいです。子育ての補助金が増えることを期待します。(30代/男性/製造業)
・学校の設備やパソコンなど、働きやすい職場環境の整備に力を入れてほしいです。(20代/男性/教員)
・高校生の子どもの送り迎えが大変なので、通学時の交通の便をよくしてほしいです。(50代/女性/公務員)
・あわら温泉街での社会実験期間中、友人が店を出せて喜んでいました。若者がイベントや起業などに挑戦しやすいまちになってほしいです。(20代/男性/会社員)
・子育てに関する手当が増え、子育てしやすい環境になったらうれしいです。(30代/女性/会社員)
・金津創作の森や公民館などの文化施設に市民が行きやすくなり、文化的に発展したまちになってほしいです。(70代/男性/農業)
・買い物などで車を運転してまちまで出るのが大変です。移動スーパーが集落まで来てくれると助かります。(80代/女性/無職)
■投票所での流れ
(1)受付
投票所に着いたら、まず受付係に「投票所入場券」を提示します。
(2)名簿対照
名簿対照係が投票者の氏名を名簿で照合し、選挙権の有無などを確認します。
(3)投票用紙交付
確認後、投票用紙交付係から投票用紙を受け取ります。
記載台へ進みましょう。
(4)候補者名記載
記載台で候補者名を記入します。
候補者の名前を忘れても大丈夫。記載台の正面に貼った候補者名簿で確認できます。
(5)投票投票
用紙を投票箱に入れます。
これで投票完了!
