健康 認知症の人を地域で支えよう!

認知症は誰もがかかる可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、認知症の人やそのご家族を、地域全体で支えていきましょう。

■9月21日は「世界アルツハイマーデー」
1994年9月21日、スコットランド・エジンバラで開催された「第10回国際アルツハイマー病協会国際会議」の初日が、「世界アルツハイマーデー」として宣言されました。アルツハイマー病は、認知症の原因となる病気のひとつで、認知症全体の半数以上を占めています。日本でも、毎年9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」と定めています。
認知症支援・啓発活動のシンボルカラーは「オレンジ」です。温かみのあるオレンジ色には、「手助けします」という意味が込められています。9月にオレンジ色のライトアップを見かけたら、認知症支援の大切さを思い出してみてくださいね。

■「あわら市安心生活ネットワーク」(どこシル伝言板)をご存じですか?
認知症で行方不明になる恐れがある人の特徴を事前に登録しておくことで、万が一の際には、警察や協力事業者など市内外の関係機関に迅速に情報提供が行われ、早期発見や保護につなげることができます。また「どこシル伝言板」に登録すると、二次元コードが印字された「あわら市見守りシール」が配布されます。衣服や持ち物に貼ることで、見守りや声掛けが必要な人の手助けになります。

▼申請方法
事前登録書に必要事項を記入の上、写真(正面・全身)を添えて健康長寿課へご提出ください。事前登録書は、市のホームページからダウンロードできます。
どこシル伝言板利用料:無料(見守りシール50枚分)
※ただし、見守りシールを追加で注文する場合は、別途シール代(4,290円/50枚)をご負担いただきます。

▼地域企業の皆さんへ
認知症の人を地域で見守るため、協力事業者としての登録をお願いします。

▽登録方法
協力事業者申請書に必要事項を記入の上、健康長寿課へご提出ください。申請後、「あわら市安心生活見守り活動に関する協定」を締結し、協力事業者ステッカーを配布します。

▼地域住民の皆さんへ
二次元コードが印字された見守りシールを貼った高齢者を見かけたら、道に迷っていたり、帰宅できずに困っている可能性があります。優しく声を掛け、お持ちの携帯電話などで二次元コードを読み取ってください。ご家族が探している場合「どこシル伝言板」を通じて連絡を取ることができます。なお、発見者やご家族の個人情報が相手に伝わることはありません。

■認知症の人と家族の会 坂井地区つどい
とき:10月26日(日)14時~
ところ:坂井市地域交流センターいねす
テーマ:「男性介護者へのエール」
講師:安江恭代(やすえやすよ)氏(嶺北認知症疾患センター看護師)
参加費:100円
※女性介護者、地域の皆さんも大歓迎

問合せ:特別養護老人ホーム白楽荘内 川嵜(かわさき)、山田(やまだ)
【電話】82-1282