子育て 児童たちが育てたサクラマスの稚魚を放流

3月18日、上志比小学校の5年生が九頭竜川中島河川公園の河川敷でサクラマスの稚魚を放流しました。児童らは総合学習で九頭竜川の生態系を通して環境保全活動について学んでおり、その一環として、昨年12月初旬に環境保全団体「サクラマスレストレーション」の協力で卵からの飼育に挑戦。児童たちでえさやりなどを行い、およそ3か月で体長約3センチにまで育てました。この日は、先生の説明を聞いた後、児童たちは一人ずつ順番に川岸に降りて、3匹ずつ入ったコップを水面にそっと傾け、ゆっくりと川に放流していきました。
放流した稚魚の一部はおよそ1年後には海に下り、再来年の春ごろ九頭竜川に戻ってくるということです。