子育て 〔新しい季節 新しい出会い〕小中学校 入学式

4月8日、小学校115人、中学校142人の総勢257人が新1年生として入学しました。
松岡中学校では、新入生代表の山中新大さんが「不安もあるが、勉強や部活など、これから新しい発見がある。仲間と協力し、励まし合いながら心と体を鍛え、たくましく成長する」と誓いの言葉を述べました。
小中学校ともに新しい仲間が加わり、楽しい学校生活のスタートです。

■新小学1年生へ防犯ブザーを寄贈
3月26日、福井エフエム放送株式会社がこの春小学校に入学する新1年生全員に防犯ブザーを寄贈してくださいました。このキャンペーンは今年で22年目。堀謙社長は「特に下校時は痛ましい事故や事件が起きている。子どもたちの安心安全を守るために役立ててほしい」と話していました。
ブザーは危険を誰かに知らせるためのものであって、子どもたちを守ってくれるわけではありません。子どもたちを犯罪から守るため、音が聞こえたら駆けつけるなど、大人のみなさんのご協力をお願いします。

■新中学1年生へ わたしの青春3年日記
永平寺町健康長寿クラブ連合会が作成し毎年好評を得ている「健康長寿3年日記」を参考に、教育委員会が中学生向けの「わたしの青春3年日記」を作り、新中学1年生に贈りました。1つの日付ごとに3つの枠が設けられている日記帳で、1年目と2年目の同じ日の記録を一目で見返すことができます。昨年の12月に先輩中学生から募集したイラストやメッセージを掲載したほか、プリクラなどの写真を貼るページも設けられ、見返したときに楽しくなる工夫がいたる所にほどこされています。
松岡中学校では4月8日の入学式後に贈呈式が行われ、河合町長が「3年間のいい思い出になると思います」と話し、新入生代表の旭春菜さんに3年日記を手渡しました。
山口学校教育課長は「学校でもデジタル化が進む中、手を使って書く日記をつけることの喜びを感じてもらいたい。この日記を通して、継続することの大切さを学んでほしい」と話していました。