- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県南越前町
- 広報紙名 : 広報 南えちぜん 令和8年(2026年)1月号 No.253
■南越前町長 仲倉 典克
新年あけましておめでとうございます。皆さまには、ご健勝にて輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年2月に町政を担う重責をお預かりして以来、皆さまの温かいご理解とご協力に支えられながら、誠心誠意取り組んでまいりました。この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
昨年は、就任時に掲げたビジョン「伝えよう!地域の絆と美しい故郷を」を胸に、町の魅力を再確認し、未来に向けた第一歩を踏み出した一年となりました。
4月には今庄地域の交流拠点「D51ぽっぽ広場」が完成し、また、9月には今庄365スキー場に四季を通じて自然を満喫できるキャンプ場がオープンし、町の新たな魅力として多くの方々に親しまれているところです。
そして、今庄宿にございます県内最古級の町家「旧京藤家住宅」が国の重要文化財に指定され、さらに国指定史跡「杣山城跡」では居館跡やガイダンス施設の整備も着実に進み、我がまちの歴史文化遺産を未来へつなぐ環境が整ってまいりました。
また新たに、南越前中学校3年生の代表12人が議員となり、町に対して提言する「子ども議会」の開催や世界で活躍するトップアスリートを各小学校に招いて「夢の教室」を開催するなど、子どもたちの夢や希望を実現するためのきっかけづくりにも取り組みました。
さらに、国内外で活躍している町出身者や町に関わりのある方々を「わがまち応援団」として任命し、まちの活力向上へ協力の輪を広げる取り組みをスタートいたしました。
大阪・関西万博開幕直後には、私自らが「今庄つるし柿」の出向宣伝を行い、世界の方々にその魅力をお伝えし、大変好評をいただいたところです。今後も花はすや越前水仙を含めトップセールスによる特産品のブランド化や販路拡大を強化してまいります。
その他にも町内の間伐材を町内で加工・組立し、漁礁として設置するという我がまちならではの林業と漁業の産業間連携によるプロジェクトも新しく始めました。
これらの一年間の取組みは、地域の誇りを高め、町の未来を切り拓く大きな一歩であり、さらなる成長への確かな基盤となりました。
令和8年は、これまでの成果を土台に「ビジョン」を具現化する年となります。人口減少や災害への備え、子育て政策、地域医療体制など、これからの課題は少なくありません。しかし、それらは未来への扉でもあります。私たちの町には、キラリと光る素材が数多くございます。その魅力をさらに磨き上げ、次の一歩を踏み出すためこれまでの当たり前を見直し、「本当にこれで良いのか」を問い続けながら、新しい挑戦を恐れず進めてまいります。
町の魅力を発信し、地域の絆を深め、美しい故郷を次世代に伝えるため、皆さまと共に歩んでまいりますので、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。
結びに、令和8年が町民の皆さまにとって健やかで希望に満ちた一年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
