くらし 家庭ごみの正しい分け方・出し方

■第10回フードロスの削減について
こんにちは、住民環境課ごみ係です。年末年始が近づいており、飲食店で飲み会をする機会が増えると思われます。現在、飲食店などでの食べ残しが増え、その多くがごみとして捨てられてしまう「フードロス」が、社会問題のひとつになっています。今回は、そのフードロスの削減ついて説明します。

◇フードロスとは?
・フードロスとは、まだ食べることができる食品がごみとして捨てられている状態のことです。
・過去の組成調査によると、町内の家庭から排出された可燃ごみのうち、フードロスが約1割、量にすると年間約300トンの食品が捨てられていることが分かっています。飲食店などの食べ残しを含めると、その量は更に増えます。
・フードロスは食品が無駄になるだけではなく、水分を多く含むため、ごみを焼却するときにより多くの燃料・エネルギーを消費し、環境への負荷やごみ処理費用の負担が大きくなってしまいます。

◇フードロスの削減のために
・フードロス削減のためには、食べきれる分だけ買う・調理することが重要です。飲食店でも食べきれる分だけ注文しましょう。
・買い物の際には食品に記載されている期限に注目しましょう。
消費期限➡生鮮食品や総菜など、早めに食べることが想定され、傷みやすいものに記載されています。期限切れのものは食べてはいけません。
賞味期限➡おいしく食べられる目安であり、期限が切れても食べられなくなるわけではありません。

◇フードドライブを活用しましょう!
・フードドライブとは、家庭で食べきれない食品がフードロスにならないように、余っている食品を持ち寄り、必要としている施設や団体に寄付する活動です。
・町では、不定期にフードドライブを実施しています。実施日については広報えちぜんやホームページで周知しますのでご確認ください。フードロスの削減がごみの減量化につながりますので、ご協力をお願いします。

問合せ先:住民環境課
【電話】34‒8708