- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県美浜町
- 広報紙名 : 広報みはま 令和7年12月号 No.659
・美浜1号機 廃止措置中(平成29年4月19日~)
・美浜2号機 廃止措置中(平成29年4月19日~)
・美浜3号機 運転中(令和7年6月18日~)
■美浜発電所後継機の自主的な現地調査の開始について
▽関西電力(株)が現地調査を開始
関西電力(株)は11月5日、美浜発電所後継機設置検討の自主的な現地調査に着手しました。
今回の概略調査では、地表面の地質の分布や将来活動する可能性のある断層等の有無を調べ、ボーリング調査や地表踏査等によって、より優位なエリアを選定するとしており、令和9年3月頃まで実施されます。
その後、選定したエリアにおいて、地形や地質の状況を把握し、原子炉等の設置に適した地質・地盤であるかを確認する詳細調査を令和9年4月から始め、令和11年から令和12年頃まで行われる予定です。
なお、この現地調査の結果のみをもって、後継機設置を判断するものではありません。
町では、関西電力(株)から調査着手の報告を受け、安全確保を最優先として、地域一帯の精度と信頼性の高い地質構造が明らかになるよう、厳正かつ的確な調査の実施とともに、現地調査の進捗状況を踏まえた適時適切な結果報告と、引き続き町民への丁寧な説明を求めております。
■美浜発電所3号機の運転上の制限の逸脱について
定格熱出力一定運転中の美浜発電所3号機において、10月24日に補助建屋よう素除去排気ファン(※1)の起動試験(定期的な動作確認)が行われていました。B補助建屋よう素除去排気ファンを起動し、動作確認後に同ファンを停止した際、ファン出口の第2ダンパが本来全閉となるべきところ、開度25%で停止しました。このため、同試験を中断し、同日に保安規定の運転上の制限(※2)を満足していない状態にあると判断されました。
当該ダンパの駆動装置を動作確認したところ、ダンパ駆動軸の動作不良が認められたため、当該箇所に潤滑油を塗布し再度動作確認及び中断していた起動試験を実施しました。その結果、動作に異常がないことが確認されたため、同日に保安規定の運転上の制限を満足する状態に復帰しました。
本事象によりプラントの運転状態に異常はなく、環境への放射能の影響はありません。
※1 事故時に補助建屋内の安全補機室からの放射性物質の拡散及び放出を防止することを目的に、よう素フィルタを通して、空気を浄化し外気に放出するためのファン。
※2 運転上の制限とは、安全機能を確保するために必要な機器の台数や、原子炉の状態毎に遵守すべき温度や圧力の制限を定めているもの。一時的にこれを満足していない状態が発生すると、運転上の制限からの逸脱を宣言し、予め定められた時間内に措置を行うことが必要。
※詳しくは、本紙をご覧ください。
