くらし 【環境月間特集】サステナブル 持続可能な暮らしのススメ!(1)

6月は環境月間です。かけがえのない地球環境を守るため、少し立ち止まって、環境保全について考えてみませんか?

■ごみ質分析~家庭からの燃えるごみの約8割は、紙・布類・プラスチック!?
市内のごみが処分されている甲府・峡東クリーンセンターのごみ質分析結果では、家庭系の燃えるゴミの中に紙・布類が47%、次いでプラスチック類が30%となっており、紙・布類とプラスチックだけで77%を占めていることが分かりました。紙類やプラスチックの中には、リサイクルできるはずの資源ごみも混ざっています。

資源ごみを不要なごみとして焼却するのではなく、資源として活用することができれば、持続可能な社会を実現する一助となるはずです。
そのためには、一人ひとりの意識が大切です。

◇令和5年度ごみ質分析結果
・紙・布類…47%
・プラスチック…30%
・厨芥類(生ごみ)…7%
・木・竹類…7%
・不燃物類…1%
・その他…8%
甲府・峡東クリーンセンター(令和5年度平均測定)

「この中には、リサイクル可能な資源ごみも!」

■ごみの排出量~人あたりりんご約2.5個分を毎日捨てている?
令和5年度における家庭系ごみ排出量は年間9,252tとなっており、令和4年度より減少しています。令和5年度における1人1日当たりの家庭系ごみ排出量は、770gであり、この重さは市民全員がりんご約2.5個分を毎日捨てているイメージです。

一人あたりの家庭系のごみの量は、りんご2.5個分!「意外と捨てていると思いませんか?」

◇家庭系のごみの量は、年々減少しています

次からの日常生活で取り組める脱炭素行動を実践してごみの排出量減少を目指しましょう!

■実践してみよう!日常生活で取り組める脱炭素行動(ゼロカーボンアクション)
◆その(1) 食品ロスをなくそう!
▽食事は残さず食べる
食品ロス削減に向けた取り組み!:
・外食では食べきれる量を注文する。
・食べきれなかったら持ち帰る。

取り組むことで暮らしはこう変わる!:
・廃棄(家庭ごみなど)が減る。
・食費が節約できる。

▽食材の買い方・保存方法を工夫
食品ロス削減に向けた取り組み!:
・食べきれる量の食材を買う。買いすぎない。
・小分けや冷凍などを活用して廃棄を減らす。

取り組むことで暮らしはこう変わる!:
・食べ過ぎを回避できる。
・冷蔵庫に物を詰め過ぎないことによる節電効果。

▽生ごみ処理機を活用する
食品ロス削減に向けた取り組み!:
・コンポストで堆肥化する。
・電動式生ごみ処理機などで生ごみを軽量化。

取り組むことで暮らしはこう変わる!:
・堆肥を家庭菜園等に活用できる。
・生ごみを捨てる手間が省ける。

◆トピック~生ごみ処理機を活用しよう!
生ごみの約80%は水分であり、水分が多いとごみは重くなり、また燃えにくくなります。そんな「ほとんど水」である生ごみは、運搬や焼却の過程で環境に負荷をかけます。そんな厄介な生ごみ処理を助けてくれるのが、「生ごみ処理機」です。

▽生ごみ処理機容器(コンポスト)
容器を畑などの土中に置いて、生ごみや落ち葉を入れて土と混ぜることによって、土の中の微生物等の働きで分解させて堆肥を作るタイプです。他にも、処理容器には手回しタイプの回転式や、バッグ式のものもあります!

▽電動式生ごみ処理機
電気を使って生ごみを乾燥させることで水分を飛ばし、軽量化するタイプです。虫やにおいの発生も防ぐことができます。

◆イチオシ!~生ごみ処理容器・処理機の購入には補助金があります!
詳しくはこちら(市ホームページ)
※本紙掲載の二次元コード参照

さらに…生ごみ処理機を試しに使ってみたい人のために!

◆お薦め!生ごみ処理機の貸出制度もあります!
ぜひ試してみてください!
詳しくはこちら(市ホームページ)
※本紙掲載の二次元コード参照