くらし 帝京科学大学 ねこの目報道部 広報うえのはら版ネコノメ Vol.64

帝京科学大学の学生サークル「ねこの目報道部」は、学生生活や専門分野に関する学内外の情報を発信するフリーマガジン『ネコノメ』を発行しています。
『広報うえのはら版ネコノメ』では、主に地域情報を学生の目線で紹介しています。

◆帝科大吹奏楽部の定期演奏会が開催されました♪
1月26日(日)、上野原市文化ホール(もみじホール)で「帝京科学大学吹奏楽部第21回定期演奏会」が開催されました。今回は、この定期演奏会について取材し、吹奏楽部部長の山本菜都美さんにご協力いただきました。

山本菜都美さん:今回の定期演奏会は9年ぶりに開催されたもので、歴代の先輩方が紡いできたことを考えると必ず成功させなければならないという気持ちでした。約1年かけて準備したこの演奏会が無事に成功し、とても嬉しく思います。部員の家族や友達だけでなく、地域の皆様にも多数ご来場いただけたことも考えると、開催して良かったと感じました。今回の定期演奏会だけでなく、新春祭や表現発表会、科大祭などでも演奏を行っているので、そちらも聴きに来ていただけると嬉しいです。

今回の定期演奏会では、猫の目報道部の中にも吹奏楽部員として参加した人や、演奏を聴きに行った人がいました。その部員たちの感想を紹介します。

さくま:私は今回、吹奏楽部員としてトランペットを吹きました。曲数の多さと練習時間の短さ、学業との両立など、課題が多くとても大変でしたが、たくさんの人に演奏を聴いてもらうことができたので、開催して良かったと思いました。定期演奏会を機に世代交代が行われるのは吹奏楽部あるあるなのですが、私たちも例に漏れず、今回の定期演奏会をもって部長を含む3年生が引退しました。これからは新体制で活動していきますので、他の行事にもぜひ足を運んでいただけると嬉しいです。

プラリア:吹奏楽部の代表である山本菜都美さんに取材をさせていただきました。定期演奏会を開催したお気持ちについて聞かせていただいたとき、長い間開催することが出来なかった定期演奏会を自身の代で復活させるという志を感じ、また人として学ぶ点も多々あり、実りある取材でした。
また、実際に今回の演奏会を鑑賞させていただきました。このような演奏会に参加したことがあまりないため楽しめるか不安でしたが、生演奏は、テレビなどでは感じることの出来ない迫力があり、心に響くような感覚でした。特に印象深かったのは、2部の「ディープ・パープル・メドレー」です。聴きなじみのある曲もあり、とても楽しく聴かせていただきました。

ももすけ:私は、吹奏楽部の演奏を昨年10月の科大祭でも聴いたのですが、そのときよりも演奏が上達していたので、頑張って練習したことが伝わってきました。加えて、科大祭では野外での演奏でしたが、今回はホールでの演奏だったので、音の響きをより味わうことができました。演奏会は3部構成でしたが、その中でも印象強かったのは、第3部の吹奏楽部OBが加わっての演奏です。突然増えた人数と音の迫力に圧倒されてしまいました。生演奏はワクワクと感動を与えてくれる素晴らしいものであると、しみじみと感じられた演奏会でした。

今回の定期演奏会、吹奏楽部にとってもお客さんにとっても良い思い出となったようです。今後も吹奏楽部の演奏を楽しみにしています。取材にご協力いただいた山本さん、ありがとうございました。
(さくま プラリア ももすけ)