くらし 謹賀新年

◆町長 望月 利樹

新年あけましておめでとうございます。
皆さまには、令和8年の輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、平素より町政運営に対し、温かいご理解とご協力を賜っておりますことに、深く感謝申し上げます。

昨年は、地震や豪雨、大規模火災等により、全国各地に甚大な被害がもたらされました。災害により亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げます。
世界的な情勢不安や原材料の上昇、為替変動などの複合的な要因により、生活に身近な品目の価格が上昇し続けています。エネルギーや食料品をはじめとする、家計を取り巻くあらゆる分野で値上げが相次ぎ、町の皆様に大きな負担となっていることを深く憂慮しております。

町政におきましては、昨年3月8日に町制施行15周年を迎え、記念式典では、先人の功績をたたえるとともに、町のさらなる発展に町の力を結集すべく、誓いを新たにいたしました。
また、昨年3月に、令和7年度から10年間のまちづくりの指針となる「第3次富士川町総合計画」、令和11年度までを対象とする「第三次総合戦略」、そして令和7年度から令和42年度までの長期的視点を持つ「人口ビジョン」を策定いたしました。「地域から始まる協働のまちづくり」を軸に、郷土愛を育み、心豊かな人材を育成し、誰もが住みやすい環境を整えることを目指します。本年、令和8年は2年目となることから、これまでの取り組みを継承しつつも必要な改革を実行し、本町のさらなる飛躍に向けた基盤を築いていく年としてまいります。
昨年4月には増穂中学校と鰍沢中学校のそれぞれの歴史と文化、伝統を引き継ぎ、富士川中学校が開校しました。開校記念式典では全校生徒により校歌が初披露され、その素晴らしい歌声がホールに響き渡りました。開校に至るまで、多大なるご支援とご協力を賜りましたすべての皆様に心から敬意と感謝を申し上げるとともに、新校舎建設も本格的に始動するなか、生徒たちがより充実した学校生活を送ることができるよう、全力で取り組んでまいります。
地域の魅力発信の面において、7月には世界初となる「アニメクラシックスアニソン花火富士川町公演」を開催し、懐かしのメロディーと映像、約一万発の花火の競演が夏の夜空を彩りました。また、移動手段の確保と地域交通の将来像を探る取り組みとして、グリーンスローモビリティの実証実験を行い、地域のくらしに寄り添った交通体系の検討を進めました。
福祉・教育の分野では、町内小中学校に在籍する児童生徒の保護者が負担する学校給食費を無償化したほか、自宅で育児をされている方を応援するため在宅育児応援給付金を創設し、子育て家庭の負担軽減を図りました。
また、11月には、長野県松川村と「災害時等の相互応援に関する協定」を締結し、防災・減災体制の強化を図るとともに、地域猫活動の実施など、人と動物が共生できる健やかな生活環境づくりにも取り組みを進めてきました。

今後も、町の皆さまとの対話を大切にしながら、新しい時代に沿った、すべての方が安心して暮らせる持続可能なまちづくりに全力で取り組んでまいります。引き続き皆さまのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、本年が皆さまにとりまして、穏やかで実り多き年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

◆議長 堀内 春美

新年あけましておめでとうございます。
皆さまには、令和8年の輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。旧年中は町政ならびに議会運営にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申しあげます。

昨年を振り返りますと、社会・地域とも大きな出来事が相次いだ一年でした。九州地方をはじめ全国各地で大雨による甚大な被害が発生し、多くの方々が被災されました。改めて、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、災害に強い地域づくりの重要性を痛感いたしたところであります。一日も早い復旧と復興をお祈り申しあげます。
一方で国内では、大阪・関西万博が開催され、世界各国から多くの人々が集い、未来社会の姿を共有するなど、日本の新たな希望を感じさせる一年でもありました。
農業面では、天候不順や価格の変動などにより「米問題」が全国的な課題となり、地域の農家の皆さまにも多くの影響が及びました。町としても、持続可能な農業の支援と食の安定供給に向け、より一層の取り組みが求められています。
また、全国各地で熊による被害が相次ぐなど、人と自然との共生のあり方が改めて問われる年でもありました。
そして、政治面では、高市内閣が発足し、日本初の女性首相が誕生いたしました。歴史的な転換点として、男女共同参画や多様性の尊重がさらに進むことを期待しております。

町に目を向けますと、本町は、令和7年3月8日に町制施行15周年という大きな節目を迎えました。これまでの歩みを支えてくださった町民の皆さま、そして、町の発展にご尽力された多くの関係者の皆さまに感謝申し上げます。節目の年として、町の歴史とこれからのまちづくりを改めて見直す機会となりました。
また、増穂中学校と鰍沢中学校が統合し、新たに「富士川中学校」としてスタートしました。子どもたちがより良い環境のもとで学び、未来へ羽ばたくための新たな一歩です。

議会活動では、町民の皆さまと意見交換を行う「議会懇談会」や「一般会議」を開催し、開かれた議会の実現に努めました。町民の声を議会運営に反映するために大切な機会となりました。
さらに、議員発議により、「富士川町こどもの権利条例」を制定し、すべての子どもたちが安心して健やかに成長できる町を目指し、町全体で支える体制作りを進めています。
加えて、未来を担う子どもたちが町のことを考え、意見を発表する「こども議会」を開催しました。子どもたちの真剣な姿勢と豊かな発想は、私たち大人にとって、大きな刺激となり、子どもたちが自らの考えを堂々と発表する姿が印象的でした。
私たち議員も、4年の任期は残りわずかとなりました。議会の質の向上、さらなる議会改革を進め、議員一丸となって、その役割を十分発揮し、取り組んでいかなければならないと考えております。
残りの期間も、町民の代表機関として監視機能、調査機能、政策形成、立案機能等を強化し、主体的に諸課題に取り組むとともに、皆さまとともにまちづくりを進めてまいります。

結びに、本年が、皆さまにとりまして、最良の年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。