しごと ふるさと納税事業者紹介 Vol. 02

■”ひまわりのように”　地域とともに育つたまごづくり　芦沢養鶏場

昭和39年創業の芦沢養鶏場は、この町で二代にわたり地域に親しまれてきた老舗の養鶏場です。創業者の芦澤氏が、父の逝去を機に帰郷し、サラリーマン生活を経て始めたのがその原点です。
現在は二代目が事業を受け継ぎ、約10,000羽の鶏を4棟の鶏舎で丁寧に育てています。1日あたり7～8,000個程度のたまごを生み出す鶏たちは、ストレスのない環境でのびのびと過ごしています。
夏は扇風機による送風や涼しい時間帯での給餌、冬はこまめな換気で空気を清潔に保つなど、季節に応じた環境管理を徹底。餌も購入品をそのまま使わず、自家配合によって夏用・冬用で比率を調整し、健康な鶏づくりに努めています。

看板商品「ひまわり」ブランドのたまごは、黄身の弾力が強く、味が濃いのが特徴。生でも醤油をかけずにおいしく食べられると評判で、鮮度にも自信があります。午前中に採卵・パック詰めしたたまごは当日中に発送され、本州の顧客には原則24時間以内に届くという徹底ぶり。段ボール箱の底にクッション材を敷き詰めるなど、破損防止にも心を配っています。

ふるさと納税の返礼品としても人気で、寄附者から多くの喜びの声が寄せられています。
「届くのがとても早かったです。3個ほどヒビが入っていましたが保証たまごが入っており、きちんとされてるなと思いました。」
「寄附手続きして2日で返礼品が到着(早っ)。クール便で届き、丁寧に送る気持ちの表れだと感じました。」
「黄身がプリッと盛り上がって新鮮で栄養も豊富。届くまでの日数も把握しやすくて良かったです。」
「美味しいたまご。注文から3日で届き、108個すべて割れずに届きました。新鮮でたまごかけご飯が楽しみです。」
このように、品質の高さや対応の丁寧さが多くの寄附者に評価されています。

ふるさと納税では「2段重ねセット」が人気で、親戚や友人へのおすそ分けに喜ばれています。M～MSサイズの定期便も好評で、リピーターも多いです。
地域とのつながりも深く、小学生の見学受け入れや中学生の職場体験、障がいのある方の就労支援など、地域貢献にも力を入れています。また、地元菓子店へのたまごの提供などを通じ、地域の食文化を支える存在でもあります。
「太陽に向かって伸びるひまわりのように、これからも地域とともに成長していきたい」と語る芦澤さん。
寄附者と地域の笑顔をつなぐ〝まごころのたまごづくり〟が、今日もこの町で続けられています。