子育て 〔10月は里親月間〕里親制度をご存じですか?

さまざまな事情で家族と過ごせない子どもたちを自らの家庭に迎え入れ、温かい愛情と適切な環境で成長をサポートする人が「里親」です。子どもたちの明るい未来のため、「里親」について一緒に考えてみませんか。

■親と離れて暮らす子どもたち
現在、日本では約4万2千人の子どもたちが親と離れて暮らしています。そのうち、里親の家庭で過ごしている子どもは約2割しかいません。
長野県内では約600人の子どもたちが、さまざまな事情で親と離れて生活をしています。
子どもたちの健やかな成長には、家庭に迎え入れられ、多くの経験をすることが大切です。

■里親の主な種類
◇養子縁組里親
法律上の親子となる養子縁組を前提に、将来にわたり実親による養育が困難な子どもを迎え入れ、子どもと養子縁組が成立するまでの間、里親として子どもを養育します。

◇養育里親
子どもが自分の家庭に戻るまでや、成人して自立するまでの一定期間、実親などの保護者に代わり養育します。

■里親に興味がある人へ
長野県中央児童相談所(【電話】238-8030)か、里親支援センターともに(【電話】217-6351)へご相談ください。里親制度についての相談や研修などを行っています。
※9月29日(月)~10月2日(木)に、市民交流スペース(第一庁舎1階)で、相談会とパネル展「里親子の想い」を開催予定です。ぜひお立ち寄りください。

問合せ:子育て家庭福祉課
【電話】224-7062【FAX】224-7698