くらし 公民館報いな-いっぷく

令和七年師走。なんとか心身健康で一年を終えられそうでほっとしています。家族の支えが一番ですが、元気に過ごせたことに感謝しています。二年前、古希(こき)を迎えた途端に手足のしびれ、体の痛みに悩まされ、大変な時期を乗り越えてきました。健康の有り難みを実感しており、健康寿命を伸ばすために心がけていることが四つあります。
一つ目は、自分の体のあんばいと相談しながら運動・スポーツ、仕事をすることです。二つ目は人生を楽しむ趣味や特技、生きがいを見つけることです。「一日七千歩ウォーク」「スガレ追い」「麻雀」「脳トレ・レクリエーション活動」「スキー・ゴルフ」等、退職後に継続できる生きがいや夢中になれるものを見つけました。三つ目は、仲間や良き友、先生と呼べる人を身近に見つけることです。吉川英治(よしかわえいじ)は「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」と言う名言を残していますが、案外、身の回りに人生の見本となる方々が大勢いらっしゃると思います。仲間との語らいや活動、たわいない会話のひとときが人生に潤いをもたらします。四つ目は、笑顔で過ごす、機嫌良く生きるということです。世の中は悲しいこと、辛いことの方が多いかもしれませんが、笑顔で周りを和やかにしたいと思っています。
自分の体と心に向き合いながら無理をせず、笑顔で明るく新年を迎えたいものです。

手良公民館 竹中雅幸(たけなかまさゆき)