くらし 令和7年度 各部の目標(1)

市民の皆さんが将来にわたって心豊かに暮らし続けることができるよう、第2次伊那市総合計画の将来像「未来を織りなす創造と循環のまち」の実現に向けて、各部では次の目標と重点施策に取り組みます。

■総務部
総務課 秘書広報 課財政課 契約課 徴収対策室 危機管理課
総務部長:城倉 良(じょうくら りょう)

◇積極的な業務改善と課題解決で目指す、持続可能な行財政運営
職員提案に基づく事務事業の改善を実施するとともに、施設の統廃合に向けた中長期的な計画により、行財政改革を進めます。
コンテナトイレや炊き出しセット等の整備により、災害時の避難所の環境改善を行います。
本庁舎の長寿命化に向けて、大規模修繕を計画的に推進します。

◇主な取り組み
・事務事業改善と施設統廃合の推進
・職員数などの適正な管理
・災害時の避難所の環境改善
・未収金を増やさない取組の推進
・公平・公正な契約と監査の実施

■企画部
企画政策課 地域創造課 情報政策推進課
企画部長:飯島 智(いいじま さとし)

◇すべての人が生きがいと働きがいを持って暮らし続けられるまちの実現
伊那市の特色ある教育・子育てや、一人一人に寄り添った移住定住施策の推進などにより、昨年度の社会動態は、転入者数が転出者数を上回る良好な状況となりました。
今後も地域人材の育成と活用を図りながら、さまざまな困難に負けない「市民が主役」のまちづくりを進めていきます。

◇主な取り組み
・官民共創による新しいまちづくり
・移住定住促進と地域ブランド強化
・地域公共交通の充実と運行最適化
・新産業技術の活用による課題解決
・地域情報化の推進とデータ利活用

■市民生活部
生活環境課 市民課 税務課
市民生活部長:柴 公人(しば きみと)

◇伊那から減らそうCO2!!持続可能なふるさと伊那市を目指して
伊那市は2050年カーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギー利用を進め、一般家庭・公共施設等でH28年度と比べてR7年度に53%のCO2削減を目標としています。
R8年5月からの戸籍フリガナ表記のため、確認通知を発送します。
市税の適正課税と、未収金削減による公平性の確保を図ります。

◇主な取り組み
・屋根乗せ太陽光等再エネ推進、流木等木質バイオマス発電の通年稼働
・火葬場Web予約システムの検討
・リチウムイオン電池の可燃・不燃ごみへの混入防止

■健康福祉部
社会福祉課 福祉相談課 健康推進課 スポーツ課 国スポ・全障スポ推進課
健康福祉部長:三澤 豊(みさわ ゆたか)

◇誰一人取り残さない、安心して暮らせる健康福祉のまちづくり
支援の必要な方に確実に届く福祉施策と、健康で暮らし続けられるための、地域医療・保険制度等の充実を推進します。市民の皆さんがスポーツに親しめる環境整備を行います。2028年開催予定の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向け、組織の立ち上げや施設の改修を進めます。

◇主な取り組み
・高齢者、障害者施策の推進
・重層的支援体制整備事業の推進
・健診事業、予防接種事業の実施
・美原防災スポーツセンター(仮称)建設
・国スポ・全障スポ開催に向けた準備

■こども部
こども政策課 子育てサポート課
こども部長:村松 義隆(むらまつ よしたか)

◇「こどものくらし まんなかのまち いなし」の実現をめざして
こどもの成長に応じた切れ目のない支援体制を強化するため「こども部」を設置し、こどもや家庭を総合的に支える組織を整えました。
こども基本法の理念やこども大綱を踏まえ、妊娠・出産・子育ての支援を一体的に進め、全てのこども・若者の健やかな成長を目指し、こども・子育て施策の推進を図ります。

◇主な取り組み
・スムーズな業務連携と窓口対応
・こども家庭センターとしての機能・運営強化と支援充実
・子育て世帯に対する包括的支援の推進
・保育園の環境整備と保育士確保の推進

■農林部
農政課 50年の森林推進課 農地集約課
農林部長:下島 聡(しもじま さとし)

◇地域と社会を支える農林業の持続可能な発展に向けて
市民の皆さんが森に親しみ、森について考えていただけるよう、「伊那市50年の森林ビジョン」に基づく伐って・使って・植えて・育てる取り組みを一層推進します。
農業経営基盤の安定化、農業生産基盤の整備・保全等に取り組むとともに、環境に優しい持続可能な農業を推進します。

◇主な取り組み
・伊那市50年の森林ビジョンの推進
・産学官連携拠点施設inadani seesの活用
・環境負荷を低減する農業の推進
・農地利用の最適化・有効利用
・土地改良事業の計画的な実施