文化 こころをむすび伊那をつなぐStory vol.13

■伊那市とフィンランドのつながり
木々の芽吹きなど緑の濃淡などとともに日々移ろう里山の美しい景色。フィンランドと伊那市は、豊かな森があることや、森とともにある暮らしや学びを大切にしているなどの共通点があります。林業や環境、産業などについて相互に協力しようと、2019年からフィンランド北カレリア地域と覚書を締結しています。そうした中、フィンランド人のチャレンジ精神や働き方、相手の自由を認め合うこと、人が生きる上で必要な成長の基盤を育む森での学び、環境や人に優しい社会、暮らしと繋がる実用的な学びの在り方などを知るため、森と学びを軸とした連携をさらに進めています。
そんなフィンランドの暮らしや魅力に、地域の皆さんが出会い、親しめますようにと毎月テーマを設けて開催する「月一モイmoi(モイ)」。これまでに、フィンランドの小学校と交流のある伊那小児童とのお菓子づくりや事業者とのサウナ体験のほか、桜の下でのお茶会など、地域の人とコラボして行っています。毎朝-20℃でも学校が開くまで外で待つ子どもの日常や、“コーヒー休憩“として休息をとることを大切にする人々の働き方を知ったりその様子に想いをはせたりして、フィンランドの暮らしの豊かさ、多様な「心地よさ」を五感で味わっています。体験を通して新しいコトを知り、フィンランドを通じて見えるもともと伊那市にある暮らしの豊かさを再発見できる月一モイmoiに参加してみませんか!

毎月開催中!@fina_moimoi
※二次元コードは本紙参照

問合せ:地域創造課 地域ブランド推進係