スポーツ キラリ★中野のチカラ No.135

地域の未来を照らすみなさんを紹介します。

■フットサルクラブ ロベルカル信州
ろべるかるしんしゅう 2002年夏設立。中野市を拠点に活動する社会人フットサルチーム。チーム名は設立メンバーの高校時代のあるエピソードから。北信越リーグ1部昇格初年度にして優勝し、福岡県で開催される地域チャンピオンズリーグ(全国大会)に挑む。

◇誰か一人じゃない 全員で立つ舞台
「一戦必勝。目の前の試合に向き合い続け、一点を、一勝を、チーム全員で積み重ねてきました。」
北信越1部リーグ昇格初年度にして頂点に立った「ロベルカル信州」。設立メンバーの一人で現在は監督としてチームをけん引する中沢優季(なかざわゆうき)さんにお話を聞いた。
「中学・高校時代にサッカーを共にした仲間たちが再結集し、『大会に出てみよう』と始めたのがきっかけ。11人集めるのが難しく、5人でできるフットサルはどうかと。」
当初は指導者もおらず、練習メニューも全て手探り。だが、フットサル特有の戦術や流動的な動きに衝撃を受け「もっと深く知りたい」と競技としての魅力にのめり込んでいった。仕事や家庭との両立やメンバーの入れ替わりなど、壁はいくつもあった。それでも「誰か一人ではなく、みんなで支えてきた」ことで、チームは24年間途切れることなく続いてきた。
転機は2023年。元Fリーガー・田口友也(たぐちともや)選手が加入し、戦術や練習環境が一変した。選手兼コーチとして分析や指導を担い、チームの意識は大きく引き上げられた。同年、長野県リーグを全勝で制し、北信越リーグ2部、1部へと駆け上がった。
そんなチームの強みは年齢を超えた一体感だ。最年少は20代前半、最年長は40代。上下関係に縛られず、互いを尊重しながら本音でぶつかり合う。練習参加率も高く、試合ではベンチ入りを争うほどの競争がレベルアップにつながっている。
チームが次に挑むのは13日から福岡県で開催される地域チャンピオンズリーグ。
「優勝を狙わない理由はありません。これまで積み重ねてきたことと仲間を信じ、全国の舞台でも全力で勝ちにいきます。」