- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県中野市
- 広報紙名 : 広報なかの 2025年10月号
119番通報で駆け付けた救急隊員は、傷病者の病歴や処方薬などの医療情報から、搬送先医療機関の選定や、救急車内での処置を行います。ところが、実際の救急現場では慌てて思い出せないなど正確な情報が救急隊員に伝わらないことも珍しくありません。
そんな「もしも」のときに役立つのが、マイナ保険証を活用した「マイナ救急」。この度、岳南広域消防本部は総務省消防庁と連携し、「マイナ救急」の実証実験を開始します。
■マイナ救急ってなに??
救急隊員が傷病者のマイナ保険証を活用し、医療情報を閲覧した上で、より適切な処置やスムーズな搬送につなげるものです。
医療情報の確認は本人の同意を得て行われますが、意識不明など意思疎通が困難な場合は、同意なしで確認することがあります。
◆マイナ救急の流れ
傷病者が医療情報の閲覧に同意
→救急隊員がマイナンバーカードを読み取り、医療情報を閲覧
→より適切な処置や搬送先医療機関の選定につながる!
◆期待される効果
・正確な情報の把握と伝達
・適切な処置、円滑な搬送
・医療機関の事前準備
○マイナ救急の利用には、マイナ保険証の登録が必要です!
マイナ保険証の登録については、市民課窓口係【電話】22-2111(内線275)にお問い合わせいただくか、市公式ホームページをご覧ください。
「もしも」の時に備えて、マイナンバーカードの取得、マイナ保険証の登録と携行をお願いします!!
問合せ:岳南広域消防本部
【電話】38-0911