くらし 飯山市国際交流員 グロリアのいいやまチョウたんさく (47)

■いいやま音楽祭は素晴らしかったです。
11月23日、待ちに待ったいいやま音楽祭に友人と一緒に行ってきました。第一部では合唱曲「土の歌」の全7楽章、第二部では喜歌劇「こうもり」より「序曲」と「シャンパンの歌」、およびベートーヴェンの「第九」第4楽章が演奏されました。
「土の歌」はとても魅力的な作品だと感じました。第一楽章「農夫と土」では、田植えの光景が浮かびました。第七楽章「大地讃頌」は音楽で大地の素晴らしさを表現し、深く心を打たれました。
喜歌劇「こうもり」の「シャンパンの歌」では、今回の合唱指導を担当した山崎浩先生が日本語歌詞を手がけました。上演中、ソリストたちはシャンパンの代わりに飯山市の地酒「北光正宗」と「水尾」の瓶を手にし、コミカルな要素を加えていて、とても面白かったです。
ベートーヴェンの「第九」第四楽章も見事な演奏でした。100人の明るく力強い歌声を聞いて、元気をもらいました。ちなみに、ベートーヴェンの「第九」が年末の風物詩となっているのは日本だけです。カナダでは12月になると、ヘンデルの「メサイア」などクリスマスや冬をテーマにした曲が演奏されることが多いです。皆さんもぜひ年末に聞いてみてください!