- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県飯山市
- 広報紙名 : 広報飯山 令和8年1月号
■雪かき支援員辞令交付式を開催
12月1日、飯山市雪かき支援員の辞令交付および発足式を、飯山市役所で開催しました。
雪かき支援員は、冬期間における市民の安全と安心を確保するため、自らの労力で自宅などの除排雪ができない除雪困難世帯へ雪かき支援を行います。主な業務は、集落の見回りや、対象となる世帯と民間の雪かき支援事業者(法人、個人事業者など)の仲介を行います。12月1日現在の受付件数は252件で、昨年より2割程多い件数でスタートとなりました。辞令交付式では、雪かき支援員12名に、江沢市長が辞令を手渡しました。支援員代表の米持さんは「雪片付けができない方が、安心して飯山で過ごせるよう雪かき支援業務に取り組みたい」とあいさつしました。
■斑尾高原のまちづくりに関する制度設計会議を開催
12月17日、「第1回斑尾高原のまちづくりに関する制度設計会議」を飯山市役所で開催しました。
斑尾高原は県境・市境をまたぐ観光地であり、これまで斑尾高原観光協会が制定した「斑尾高原環境保全条例(自主的ルール)」によって行政境を超えた観光地の環境を守ってきました。しかし現在、国際化が進みつつある斑尾高原は、新たな観光地として進化する将来を見据えたまちづくりルールを整えておく必要があります。そのため、現行の「斑尾高原環境保全条例(自主的ルール)」を法律に基づいた制度にするための検討・検証をするべく、当会議を設置しました。
会議は学識者、斑尾高原観光協会、長野県、新潟県、妙高市、飯山市で構成され、令和8年(2026年)春、制度設計に関する提言書をまとめる予定です。
■地域を結ぶ新しい交通モデル「いいやまライドシェア」の実証実験を開始(3月31日まで)
12月12日、長野交通株式会社と株式会社NearMeが連携した「いいやまライドシェア」の実証実験を開始しました。
「いいやまライドシェア」は、タクシー事業者の管理のもと、一般ドライバーが自家用車を用いて有償で人を運ぶ「日本版ライドシェア」で、冬季に増加するインバウンド需要に対応可能な交通手段を確保することを目的としています。
運行地域は飯山市、中野市、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、栄村で、前述の市町村が出発地または目的地のいずれかに設定されていれば、妙高市、上越市、飯綱町、信濃町、小布施町、須坂市、長野市、大町市、白馬村、小谷村まで運行可能です。
タクシーの配車が困難な時など、移動手段にお困りの際は、是非「いいやまライドシェア」をご利用ください。
■国立大学法人東京大学生産技術研究所と風水害に関する協定を締結
12月15日、国立大学法人東京大学生産技術研究所と「長時間洪水予測技術を用いた災害対策の推進に関する協定」の締結式を飯山市役所で開催しました。
この協定は、72時間先の洪水状況を予測できる「長時間洪水予測技術」を活用し、効果的な災害対策を実現するための研究を推進するとともに、市内における風水害への対応力を高度化することを目的としています。
締結式当日は、東京大学生産技術研究所、名古屋大学、京都大学の研究者など約20名が出席し、東京大学生産技術研究所の年吉所長は「協定が飯山市と研究チームにとって、実り多き活動となることに期待したい」と力強くあいさつしました。
今後、長時間洪水予測技術の実装に向けた課題を解決するべく、飯山市をフィールドに各種シミュレーションや長時間洪水予測を用いた防災対応などの研究を行います。
■着雪防止「SLUG(スラッグ)シート」太陽光パネルの発電効率向上実証事業に協力
12月19日、飯山市役所駐輪場の太陽光パネルに「SLUGシート」を貼付し、着雪防止性能を検証する試験が開始されました。
この特殊なシートがパネル表面への着雪を防ぐことで、発電効率の向上だけでなく太陽光パネルの破損リスクの軽減も期待できます。
この実証事業は、東山フイルム株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所などが共同で実施し、環境省「地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に採択されています。この度、飯山市は豪雪地帯での試験場所を提供します。
■地域にとっての理想の医療を 健康のまちづくりを考える集い2025を開催
12月19日に、「健康のまちづくりを考える集い2025」を飯山市公民館で開催しました。
今年で3回目を迎えたこのイベントは、住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けられるよう地域医療について考えることを目的としています。
当日は市民、医療関係者、民生委員、保健補導員、市役所職員を含む約70名が参加し、福井大学教授で地域力創造アドバイザーの井階友貴先生による講演が行われたほか、参加者がそれぞれの立場から理想の医療を考えるカードゲーム型のワークショップ「メド・メッセ」を行いました。
講演で井階さんは「住民と医療のココロの距離が求められている」と述べた上で、「立場の違う方同士のココロが通じる機会を持ち続けることが大切」と参加者に語りかけました。
