くらし しおじり声のひろば

「しおじり声のひろば」は、皆さんの声をお届けする広場です。
「市長への手紙」や市ホームページ「しおじり声のひろば」などから頂いたご意見などをご紹介します。
※紙面の都合により、内容を一部変更する場合があります。

◆今月のテーマ 農産物の鳥獣被害対策について
[Q]耕作している畑に鳥獣が現れ、農作物を荒らされます。対策はありますか。
[A]お答えします
市内では、主にシカ、イノシシ、サル、クマ、ハクビシン、カラスなどによる農作物被害が毎年発生しています。これらの鳥獣への共通する対策は次のとおりです。
(1)畑の外周や作物周辺への物理的な柵、電気柵を設置し、侵入の防止を図る。
(2)光や音で威嚇する。
(3)畑の残渣(ざんさ)や生ごみなどは、誘因物(腐敗や発酵などにより刺激臭を発するものを含む)となるので、家の外などに放置しない。
(4)山間地にある畑では、鳥獣の隠れ家となりそうなやぶを除去するなど、畑周辺の環境を整える。
最も有効なのは、これらの対策を複数行うことです。特にサルは地域ごとに群れで出没することから、地域や地区で花火などによる追い払いや環境整備に取り組むことで、大きな効果を発揮します。本市でも猟友会と連携し、通報があった現場でのわなの設置や駆除などを実施しています。鳥獣が出没しにくい環境づくりへのご協力をお願いします。
一方、集落ではクマの出没も増えています。山林に入る際はラジオなどで音を鳴らしながら行動し、沢沿いを避けましょう。風の強い日など、音が届きにくい日は特に注意してください。

問合せ:耕地林務課林業振興係
【電話】[直]0263-52-0824

◆市民インタビュー 鳥獣被害対策について聞きました
中山間地で鳥獣被害に悩んでいる人に、対策などについて聞きました。

◇自分たちで地元を守っていきたい
区を挙げて鳥獣対策をしています。サルの被害がひどく、庭の野菜は根こそぎ食べられてしまいます。捕獲したサルにGPSを付け、分析を始めて約2年半。鳥獣用花火で威嚇する準備も進めています。鳥獣対策に特効薬はありませんが、相手も慣れてくるので、継続的な取り組みが何より大事。市にGPSを増やしてもらえればありがたいですね。
大熊陽一さん(上小曽部)

◇狩猟免許を取得する補助金があります
市内に住所を有し、狩猟免許取得と同年度に狩猟者登録を行い、かつ、本市の有害鳥獣駆除に従事できる人への補助制度です。狩猟免許(わな猟)を取得する費用と鉄砲所持許可取得費用を補助します。詳細は本紙のコード(市ホームページ)でご覧ください。

◆市政へのご意見はしおじり声のひろば・市長への手紙から
◇しおじり声のひろば(市ホームページ)
お寄せいただいたご意見などには、おおむね1週間程度を目安に回答します。また、各担当課へのお問い合わせも受け付けています。
【URL】https://www.city.shiojiri.lg.jp/site/toiawase/

◇市長への手紙
お寄せいただいたご意見などには、おおむね1週間程度を目安に回答します。
受付先:市役所1階総合案内、各支所
投函箱の設置場所:市役所1階市民ホール
※郵送の場合は、110円切手を貼って郵送してください。