くらし 謹賀新年 新年のご挨拶

長和町長
羽田 健一郎(はた けんいちろう)

皆さま、明けましておめでとうございます。
令和8年の新春を清々(すがすが)しくお迎えのこととお慶び申し上げます。住民の皆さまには、町政の推進にご理解、ご協力、ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

昨年の10月26日には、4年に一度の町長と町議会議員の選挙が執行され、町の政治を担う顔ぶれが決まりました。私も多くの皆さまに支えられて6期目の当選を果たすことができました。

議会では12月1日に開かれました改選後の初議会において、原田恵召(はらだえしょう)議長、田福光規(たふくこうき)副議長を選出したほか、各種委員会の委員・委員長も決定され、新体制が発足(ほっそく)しました。与えられた任期を町政の発展のため、住民皆さまのしあわせのために共に邁進してまいりたいと存じます。

5年前の令和3年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)により史上初めて1年延期された2020東京オリンピック、パラリンピックが無観客という異例の開催となった年でありました。現在も新型コロナウイルスによる感染症がなくなっていない状況下では、過去の経験を活かし、未来に備えなくてはならないものと認識しています。

感染が例年にない早さで拡大しているインフルエンザ。今期は早くも昨年の11月にインフルエンザによる学級閉鎖が小中学校で発生しました。「年末年始の帰省でウイルスが全国的に循環」、「別のA型・B型の流行が続く」、「新たな変異株」などの理由で、流行長期化の可能性もあり、少なくとも3月までは警戒が必要と予想されています。手洗い、うがいを励行し、睡眠不足や栄養不足に十分注意して罹患しないよう心がけましょう。

さて、昨年を振り返りますと、平成17年10月に長和町が発足し、昨年の10月に20年を迎えました。町では、合併20周年の節目としまして、9月28日に記念式典と役場庁舎前での記念イベントを催し、町内外から大勢の皆様にお越しいただき、20周年を町民皆様と共にお祝いしました。

また、20周年記念として、ブランシュたかやまスキー場を会場に「水曜どうでしょうキャラバン」が行われ、2500人ほどの来場者でとても盛り上がりました。

このほか、私は、「入(い)りを量(はか)りて出(いずる)を制(せい)す」の精神で、ふるさと納税事業に特化した部署「ふるさと納税特別任務室」を昨年の4月に新設し、返礼品の充実や新たな開拓を進め、ふるさと納税の増額確保に努めています。
同じく4月に依田窪病院の医師1名を「まちづくりアドバイザー」として、依田窪病院との連携を強化し、医療や介護をはじめ、さらなる安心、安全なまちづくりを推進しております。

国内においての昨今の物価高は、2021年後半頃からの食料品やエネルギーなどの値上げを皮切りに、さまざまなモノやサービスの値上げへと広がりました。現在も続く物価上昇は、食費や光熱費などの生活必需品にかかる家計の支出を増加させ、多くの家庭で生活を圧迫しています。
昨年10月に発足した高市内閣の高市首相は、「この内閣が最優先で取り組むことは、国民の皆様が直面している物価高への対応です。暮らしの安心を確実かつ迅速に届けてまいります。」と所信表明されました。目に見え実感できる政策を期待するものです。

本年は午年(うまどし)であります。午年は、行動力や情熱が特徴で、「躍動感」や「前進」を象徴する年です。2026年の「丙午(ひのえうま)」は、「火」の性質が強く、情熱やエネルギーが活発になり、物事が一気に進むような激しい変化を伴う年、新しい挑戦や目標達成のチャンスが訪れやすい年と言われております。
長和町が誕生し21年目を迎えます。私もこれまでの歩みを振り返りつつ、次の10年、20年を見据えたまちづくり、確かな未来へ共に支え合うまちづくり、笑顔に満ちた、あたたかく、しあわせなまちづくりに向け、町民の皆様と手を取り合いながら、持続可能なまちづくりを進めてまいります。

新しい年が皆さまにとり、希望に満ち、実り多き素晴らしい年となることを祈念申し上げるとともに、今年こそ世界各地の紛争の収束、平和が戻ることを心から願い、年頭の挨拶といたします。
令和8年1月1日

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長和町議会議長
原田 恵召(はらだ えしょう)

新年あけましておめでとうございます。
昨年の12月1日に行われました、議会臨時会の議長選挙において、議長に選出されました原田恵召でございます。申し合わせにより二年間務めさせていただきますのでよろしくお願い致します。
議長に就任するのは、20年前の長和町合併の時以来で2度目となります。当時は旧長門町と旧和田村との合併で、旧両町村の融和を第一に考え、特に和田村が合併を経験したことのない村であったため、円滑にまた円満に行政運営や議会運営を進めようと考え実施致しました。あれから20年が経過し、長和町も成人をしたことで独り立ちしていかなければなりません。
現在、町が直面している課題は山積しています。最大の問題は、町財政調整基金の枯渇の問題です。6年度末で12億円余りと現在黄色信号になっている状態で、赤信号が目の前です。
原因の一番は依田窪病院経営問題です。住民福祉の為にはなくてはならない存在ですが、赤字が膨らんでいて昨年は3億円の赤字で、いこいの負担金と合わせ町から5.9億円を繰り入れています。町も豊富にお金があるわけでなく、3年先には貯金も底をつき、枯渇すると予想されています。
現在、国では高市総理のもとで、医療費改革を標榜していますが、病院の6割が赤字、公立病院のほとんどが赤字という状況下において、どのような改革が行われるのか注目されます。ただ、それだけで依田窪院の経営が改善されるわけではありません。長期的な改革が必要であり、ベッド数を減らすようなサイズダウンや診療科の縮小も検討していかなければなりません。住民の福祉を守りながら病院改革を推し進める必要があります。
また、ブランシュたかやまスキー場は今シーズンからスノーボードを解禁し、スキーヤーオンリーから普通のスキー場へと変わりました。スキーヤーオンリーが良かったとの声も聴きますが、いまやどこのスキー場も生き残りをかけて切磋琢磨しています。このボード解禁が起爆剤になればと思います。
現在スキー場((株)マウント長和)は町がかけた費用を使用料として支払う事になっています。つまり町が起債の窓口となって国県から借金しても、その返済するお金は会社が町へ支払う事となっています。(令和4年1月の広報ながわに詳細が載っています。)
まだ、会社が出来て数年、さらにコロナ禍からの客離れから順調に回復しているとは言えませんが町はお金を出さないのが会社設立時のルールです。きちんと守ってもらいます。
また、町内二つの温泉施設に毎年3000万円を負担しています。町の財政に余裕があれば「福祉施設だから」と言って継続もあるでしょうが、町に余裕がないだけにここ数年での経営方針の変換が迫られています。
すべては病院の負担金問題が解決しないことには前に進めません。
病院の負担金は上田市は旧長門、旧武石、旧和田の武石の人口分のみとなっています。つまり多くの患者が上田からきていても運営の負担金は長和が3分の2、上田市は3分の1が20年前の町村合併から続いています。この見直しがないと長和町の貯金の枯渇は解決しません。早急に対応する必要があります。
町の貯金を増やす方法として、ふるさと納税やクラウドファンディングや公募債や私募債などできることを考えていく必要があります。
議会では議会報告懇談会を定期的に行い、住民の意見をお聞きする場としています。過去に数回行いましたが、出席者が少なく当初の目論見の様になっていません。どうしたら、人が集まるのか、住民の意見が集約できるのか、色々と考え実行してまいりたいと思います。
議員は、多くの方の意見を聞くことにより、それを咀嚼して自分の意見とすることが、議員力だと思います。その議員の集まりによって議員間で討議することが議会力のアップにつながると思います。その為にも、住民の皆様の意見を議員に・議会にお寄せください。
将来の明るい未来につながるような長和町議会を目指してまいります。
令和8年1月1日