くらし おたや祭り(1)

1月14日(水)・15日(木)の2日間、古町豊受大神宮の例祭「おたや祭り」が開催されました。平日の開催となりましたが、参道や町中には多くの参拝客が訪れ、にぎわいを見せました。5基の山車の披露に加え、浦安の舞等が奉納され、華やかで盛大な祭りとなりました。
また、14日の夜には、「町を明るく元気にしよう会」による打ち上げ花火が行われ、今年は、依田窪南部中学校3年生と長門・和田・武石小学校6年生と1月2日(金)に行われた「二十歳を祝う式」に出席された成人者有志の願いや夢・希望、更に地震や大雨による被災者を励ます短冊を貼り付けた花火が、澄みきった冬空に花を咲かせました。

■ガバメントクラウドファンディング達成の御礼
ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」ガバメントクラウドファンディングにおいて実施しておりましたプロジェクト「長和町合併20周年!町を明るく元気にしよう
おたや祭花火大会2026で真冬の空に花火を輝かせたい!」が、目標額100万円に対し、100.4%の達成率を以って終了することができました。
今後も地域の子どもたちの明るい未来を築くため、地域の伝統芸能を持続するため、仲間を増やしつつ関係者が一丸となり、尽力し取り組みを続けて参ります。引き続き、おたや花火と長和町の次の一歩にもお力を、温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
◎ふるさと納税特別任務室

■起源に関わる文献史料を探しています
教育委員会では、おたや祭りや山車づくりが、いつ頃から行われてきたのか、起源に関わる古文書、絵図等を探しています。
お心当たりがある方は、教育課文化財係【電話】88・0030まで情報をお寄せください

■「町を明るく元気にしよう会」より ご支援・ご協力の御礼
町内外の多くの事業所や自治会、個人の方々から多大なご支援・ご協力をいただき、打ち上げ花火が出来ました事に深く感謝申し上げます。今後も町が明るく元気になる取り組みが出来ればと考えていますので、引き続きご理解・ご協力のほど宜しくお願いいたします。
◎町を明るく元気にしよう会 代表 龍野賢一(たつのけんいち)

■山車紹介
◇上宿第1場 足柄山(あしがらやま)の金太郎 相撲(すもう)の場
むかし、相模国(さがみのくに)(神奈川県)の足柄山(あしがらやま)に金太郎という元気な男の子がいました。金太郎は生まれた時から力が強くて、七つ八つのころには、大人を相手に相撲(すもう)を取っても負けませんでした。近所に相手がいなくなると、金太郎は森の中をかけまわり、山の動物たちと友達になりました。そして、その動物たちと相撲を取って遊んでいました。

今日も相撲の稽古(けいこ)です。「はっけよい、のこった、のこった。」はじめに狸(たぬき)と熊が取り組んで、熊は狸をひょいと土俵の外へ投げ出します。「今度はぼくが相手だ。」と金太郎は言って、動物たちを次々と倒します。強い熊でも、金太郎にはかないません。みんなは「降参(こうさん)、降参、金太郎は強いなあ。」と言いました。それからみんなで、金太郎のお母さんが作ってくれたおむすびを食べて、帰っていきました。
帰り道も遊びながら行くうちに、大きな谷川のふちへ出ました。あいにく橋はかかっていません。そこで金太郎は近くに立っている杉の木を押し倒して橋を作りました。みんなは大喜びで橋を渡っていきました。
その後、強くて優しい金太郎は都へのぼって、坂田金時(さかたのきんとき)と名乗り、源頼光(みなもとのらいこう)の家来になりました。立派なお侍(さむらい)になって、鬼も退治したそうです。

◇上中町第2場 一寸法師 都へ旅立ちの場
むかしむかし、ある小さな村に仲の良いお爺(じい)さんとお婆(ばあ)さんが住んでおりました。
二人には子供が無く、毎日、村の神様に「どうか子供が授かりますように」と二人でお参りした所、ある日お婆さんの親指がふくらんで小さな男の子が産まれました。二人はびっくり、これも神様のおかげ大事に育てようと話し合い、名前を一寸法師と名付け大切に育てましたが、一年、三年、十年たっても体が大きくなりません。そんなある日「都へ出て世の中を見て勉強したい」と言う一寸法師を心配しながらも「行っておいで」と送り出してくれました。その時お婆さんに貰(もら)った針を刀に、お爺さんに貰ったお椀(わん)を舟に箸(はし)で漕(こ)いで都に着きました。そして働く所を探していると大きなお屋敷を見つけて「私を働かせて下さい」と言うと、「そんな小さい体では」と言う主人に「私はなんでも出来ます」と言うと、主人は「めずらしい者だ」と雇(やと)ってくれました。その家には一人の姫がおりました。姫もことのほか一寸法師を気にいって、いつもそばにおいて遊び相手にしていました。
ある日、清水(きよみず)のお寺に行くと言う姫のお供をして出掛けると、赤鬼が姫を襲(おそ)って来ました。お供の者達は皆逃げ、一寸法師と姫の二人になると「なんだこのチビは」と一寸法師を鬼は呑み込んでしまいました。おなかの中でお婆さんに貰った針の刀で、ところかまわずチクチクと刺すと鬼はたまらず一寸法師を吐(は)き出し奥山へ逃げて行きました。その時に鬼が忘れて置いていった小槌(こづち)をふると一寸法師はみるみる大きくなって、りっぱな若者になり姫と結ばれて、田舎からお爺さんとお婆さんを呼び、幸せに暮らしたと言うお話です。