- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県原村
- 広報紙名 : 広報はら 2025年12月号
■木と遊ぼう! 端材で工作チャレンジ
9月10日、中央公民館で開催された「放課後子ども教室」で端材を使った自由工作が行われました。子どもたちはノコギリやグルーガンを使い、木材を切ったり貼ったりして、思い思いの作品づくりに挑戦。完成した作品は友だち同士で見せ合い、楽しく学ぶ時間となりました。
■さまざまな世代が集まって 菖蒲沢夏祭りを開催しました
9月6日、菖蒲沢地区で夏祭りが開催されました。この行事は「原村集落行動計画推進補助金」を活用し、菖蒲沢地区の青年会「菖青会」が主催したものです。子どもたちも楽しめ、年齢を問わず交流できる場にしたいという思いから企画されました。
当日はヨーヨー釣りなどを楽しんだ他、綿あめ、フランクフルト、やきとりのふるまいなどが行われ、地域の子どもから大人まで多くの住民が参加しました。世代を超えて語らい、共に楽しむことで、地域のつながりを深めるひとときとなりました。
■避難所開設も住民の皆さんで 原村総合防災訓練を実施
9月7日、原村総合防災訓練を実施しました。大久保区、柳沢区、八ッ手区の皆さんが参加。消防、警察、福祉施設等の他、防災士や村と災害協定を結んでいる企業の皆さんにもご参加いただく大規模なものです。「村内にも被害が生じる大地震が発生した」という想定で、役場に災害対策本部を開設。住民の皆さんは指定緊急避難場所の弓振農村広場から指定避難所となる八ッ手公民館へ移動する避難訓練、3種類の実地訓練まで多くの訓練に参加いただきました。200人近いご参加と皆さんの声を掛け合う様子に、小池消防団長は「地域力の高さを感じた」と話しました。
◎日赤奉仕団の皆さんによる防災食の炊き出し。
◎段ボールベッドも実際に組み立ててみました。
※詳細は広報紙18ページをご覧ください。
■すこやかな成長を願って 第100回原村誕生会
村では1歳を迎える皆さんを対象に、原村誕生会を実施しています。50年前に始まったこの誕生会は9月25日に第100回を迎え、13人のお子さんとその保護者の皆さんが参加しました。今回は第100回を記念して牛山村長が絵本の読み聞かせを行い、小さなお子さんも話に耳をすませていました。村長は「村みんなの力で“賢く・優しく・たくましい原っ子”を育てる宣言をしています。ご不安なことは相談してください」と挨拶しました。保護者の方が事前に選んだファーストブックの贈呈や、歯の話などが行われ、お子さんの誕生をお祝いしました。
■町村監査委員表彰を受賞 森山岩光監査委員表彰受賞の報告
8月22日、長野市で開催された長野県町村監査委員協議会定期総会で原村監査委員の森山岩光監査委員が「町村監査委員表彰」を受賞し、9月25日、牛山村長に受賞の報告を行いました。監査委員は自治体の財務や事業について監査を行う執行機関です。森山監査委員は令和元年5月から村の監査委員をお務めで、現村議会議員です。特に記憶に残ることは、「コロナ禍の難局を皆さんと共に乗り越えてきたこと」と森山監査委員。今回の表彰について「厳正さが求められる職務を粛々と遂行した結果と受け止める。残り任期も全うする」とお話しになりました。
■平和への思いを新たに 令和7年度原村戦没者追悼式
令和7年度原村戦没者追悼式が、9月19日に地域福祉センターで執り行われました。戦争で犠牲となった村の方々を追悼するため、遺族や地域の皆さんが参列し、黙とうと献花を行いました。村長は挨拶で戦後80年の節目にふれ「戦争を経験したことのない世代が多くを占めるまでになった。単に争いがないだけでなく、人々が心身ともに健康で、生きがいを持ち、互いを尊重しあう“持続的な幸福”の実現こそが、真の平和の姿」と語りました。若い世代にも記憶を継承していくこと、二度と戦争の惨禍を繰り返さないことへの決意を新たにしました。
