スポーツ 2028年開催 信州やまなみ国スポ・全障スポ(1)
- 1/14
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県高森町
- 広報紙名 : 広報高森「あったかもり」 令和7年11月号
■高森はビーチバレー・カヌー会場に
第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会「信州やまなみ国スポ・全障スポ」が2028年、長野県内各地で開催されます。さまざまな競技に取り組む全国のアスリートが集い、パフォーマンスを繰り広げます。
高森町は、同年9~10月に開催される国スポ本大会のうち、正式種目ではビーチバレーボールとカヌー(スラローム・ワイルドウォーター)の2種目、デモンストレーションスポーツでは、「たかもりのMIZBEで体験!水上スポーツ!(カヌーの体験など)」の開催会場に選ばれました。町では関係団体や住民の皆さんと協働しながら、開催に向けて準備を進めています。地域で国スポに携わり、それぞれの競技や普及活動に取り組む方々にお話をうかがいました。
○国スポ・全障スポとは
国民スポーツ大会(国スポ)は毎年、都道府県持ち回りで開催される国内最大のスポーツの祭典。第二次世界大戦後の荒廃と混乱の中で、ス国スポ・全障スポとはポーツを通して青少年を中心とした国民に勇気と希望を持ってもらいたいーと、1946(昭和21)年に第1回大会が開かれました。現在は、広く国民の間にスポーツを普及して健康増進や体力向上を図るとともに、地方のスポーツと文化の発展に寄与することを目的としています。2023年まで「国民体育大会」の名称で開催され、翌24年から「国民スポーツ大会」に変更されました。
信州やまなみ国スポは、1978(昭和53)年に行われた前回の「やまびこ国体」からちょうど50年目。夢、勇気、感動などスポーツの持つ限りない力と、長野県の多彩な魅力を発信するとともに、スポーツを通じた元気な長野県づくりの実現を目指して開催されます。
天皇杯や皇后杯の競技得点の対象となる正式競技のほか、特別競技、公開競技、開催県が希望するデモンストレーションスポーツなど、70競技が行われる予定です。
全国障害者スポーツ大会(全障スポ)は国内最大の障がい者スポーツの祭典。パラリンピックなどの競技スポーツとは異なり、障がいのある選手が競技などを通じてスポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障がいに対する理解を深め、障がい者の社会参加の推進に寄与することを目的としています。1965(昭和40)年から開催されていた「全国身体障害者スポーツ大会」と、1992(平成4)年から開催されていた「全国知的障害者スポーツ大会」が統合され、2001年に第1回大会が行われました。
国スポ開催都道府県で、国スポ終了後3日間の会期で行われ、個人・団体の計14競技が国スポと同じ会場で実施されます。その他、信州やまなみ全障スポでは、オープン競技としてフロアバレーボールと電動車椅子サッカーが行われる予定です。
