くらし 地域おこし協力隊だより

■中村香月隊員
皆さんこんにちは。地域おこし協力隊の中村です。
光の速さで過ぎていった一年に「もう少し一緒にいませんか」と言いたい今日この頃。
今年は森の寺子屋でのWS、上松凱旋者の運営、KINOTOCOWEEK、染め物など新しいことにチャレンジした一年。頭はパンク気味でぷしゅうと音が聴こえる(気がする)日もありました。
そして広く手芸というものを伝えていきたいと思っている私は、尾上隊員たちからベンガラ染めや草木染めの世界を教えてもらいました。“染め”ときくと、丁寧な暮らしのような少し格式の高いイメージがありました。しかし実際にやってみるとなんと楽しい事か!
布の折り方、色の入れ方、型の配置、どんな模様になるか仕上がりを想像する。染め終わり、布を広げ、視界を埋める想像以上の素敵な色彩とのご対面。達成感とは違う。敢えて言葉にするなら高揚感と多幸感でしょうか。草木染めでは、染料の産地や時期、水、生地など様々な要因で色が変わり、同じものは二度と作れないのだとか。こうして普段とは違う方法で自然に触れると、人生が一層華やかになるなぁなんて大仰なことを考えるのが私の脳みそでして。面白いですね。よくよく自分に「なんでやねん笑」なんてツッコんでひとり笑う脳内賑やかな人間です。
今後は草木染めのWSなども企画していく予定ですので、是非皆さん楽しみにしていてくださいね。2026年もよろしくお願いいたします。

■倉持海音隊員
地域おこし協力隊に着任して、早いもので8ヶ月が過ぎました。木工部の倉持海音です。今年度は木工部のメンバーが総入れ替えし、新しいスタートでした。工房の整理や機械のメンテナンスなどを進めながら、キノトコや町のお祭りで木工体験のイベントを開催させていただきました。
特にウッドビーズのブレスレット製作体験では、子どもたちだけでなく大人の方にも参加していただき、ご好評の声をいただきました。初めてインパクトドライバーを使った子供たちも最初は不安そうでしたが、慣れてくると「自分でできるから手伝わないで大丈夫!」と言って、作る楽しさを味わってもらえたようでした。「いろんな色とか匂いの木があるんだね」と興味を持ってもらえたのが嬉しかったです。
11月2日(日)、3日(月、祝)には、毎年恒例になっている「上松凱旋者」のクラフト市を開催しました。今年は上松技専の体育館を会場に、作家さんがそれぞれの作品を持ち寄って販売やワークショップをしていました。協力隊では、新たにキッズスペースや木工体験ブースを設けました。僕は木工体験の担当で、木曽ひのきの箸づくり体験ブースで来場者の方と交流させていただきました。参加者の方は自分でカンナをかけて、四角い棒から八角形の箸を作りました。カンナで木を削る経験はなかなかできませんが、力加減が分かるとシュッと削れて気持ちいいです。
出来上がった木工品に親しんでもらうことも嬉しいですが、道具に触れて楽しんでもらえる機会をこれからも企画したいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。