- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県白馬村
- 広報紙名 : 広報はくば 2026年1月号 Vol.592
1.現状と課題
北アルプス地域の広葉樹林は森林面積の67%(全県:41%)を占め、資源として有効活用することが課題です。
近年、白馬村では、ナラ枯れが大量発生しています。ナラ枯れは、自然サイクルで周期的に発生し、江戸時代からあると言われています。最近は、温暖化の影響もあり終息するサイクルも長期化しています。大径木(直径70cm以上)の発生が多く、木が若返りを求めているとも言えます。
森林整備の観点で見ると、ナラ類の標準伐期は20年、長伐期施業でも40年とされています(出典:白馬村森林整備計画)かつて、ナラは“冬の暖を得るための薪”や“キノコ栽培のための原木”として利用されていましたが、1960年代のエネルギー革命を境に利用量が減少し、人が里山に入る機会も減少しました。村では、令和4年度からナラ枯れを防ぐためにも、広葉樹等の利活用に取組んでいます。

2.薪として活用
ナラ枯れ材を含む広葉樹材等を村民へ配布し、木質バイオマスエネルギーの地産地消を図っています。

3.加工品として活用
ナラ枯れ材等を加工し、公共施設等で利用しています。

4.白馬産ミズナラを使用したウイスキー樽
広葉樹の地域内経済循環の仕組みを考えるため、令和7年12月4日に行政、林業事業体、酒造等の関係者が集まり、白馬産材ミズナラウイスキー樽プロジェクト“仮称Hakuba Barrel Project”を開催しました。
樽の熟成に2年程度要するので、令和9年12月の完成を目指し、準備を進めます。
お問合せ:白馬村役場 農政課
【電話】0261-85-0766
